非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

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キャパシティーハットの付加

2013-10-02 00:51:24 | キャパシティハット
評判の良い卵型キャパシティーハットを即席で作ってみました。

Imgp2006

写真では実感しにくいかもしれませんが、結構大きいです。

曲線の長さは60センチほどで、ハットの上端から下端までの直線部分は40センチになりました。

計算をして作ったわけではなく、エレメントの耐荷重は考慮して取り付け位置や大きさが決まった次第です。

アルミ製の針金を使用しましたので軽いのがいいです。短いとは言え、エレメントは約2.5mありますから、途中に重いものを

付けると精神衛生上宜しくないですよね。




製作上最も苦労したのは、エレメントへの取り付けです。1本約60センチの針金を4本用意するわけですが、それぞれの針金

の両端3センチを折り曲げて、その部分をエレメントに接触、インシュロックタイとテープ(ビニール&アルミ)で固定するという方

法をとりました。この部分をしっかり固定しないとキャパシティーハットがブラブラになります。(特に水平設置の場合は重力で)




それと当然ながら、エレメントと上手く接触させておかないと意味がありません。



現在、実験中にQSYしやすいようにSD-330には休んでもらってATUを使っています。

ATUの基本はやはり1/4λに近いエレメントを使うということですね。 現在は水平部のエレメントが2.5m、エレメントからAT

Uまでの給電線が1mですので、トータル3.5m。これは21MHz帯の1/4波長に近いです。

今回、同調周波数がどの程度下がるのかはまだ測定していませんが、21MHzよりも低くなっているのは間違いありませんね。

だから21MHzが悪くなるかなと思ったのですが、そんなこともありませんでした。わからないものですね。




とりあえずこの形態で3.5~50MHzまでATUで同調させることができます。

感覚的に実用になるのは3.5~24MHzでしょうか。(28とか50は同調はするのですが、とても静かですので、おそらく見かけ

上の同調がとれている感じです)




このハット、他の方も書かれていたとおり、我が家でも送受信とも良くなったと感じています。

ただ、昨日からプロトン現象が発現していて電子粒子がかなり多いようですので、ノイズが多かったりとにかくHFコンディション

がNGです。対ノイズ性能はもう少し様子を見てみたいと思います。




そうは言っても、とても良く聞こえます。

ハット設置後、21MHzを聞いたら3D2が強烈なパイルになっていましたが、これは一発で取ってもらえました。その後、すぐ横

にいたFO8ともそのままQSO。

次に7MHzにおりて国内局とQSOしましたが、7エリアから+30dBのレポートを頂きました。先方も20dBオーバーで来ていま

した。20mHフルサイズDPだそうです。先ほどは3.5MHzのCWでKH2ともQSO出来ましたので、短い割にはいい感じです。

やはり卵型ハットって凄いんだなと実感。




RBNを使って、7mの垂直釣竿と比較してみました。

アンテナの交換に1~2分程度かかるので、その間にどれだけコンディションが変化するか分かりませんし、特に今日は不安定

な状況でしたので何とも言えませんが、短いから使えないと嘆くほどの差は出ませんでした。

これについては次回ご紹介します。







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