葛飾北斎の浮世絵を上野の森美術館で見て来ました
北斎は、19歳~90歳で没するまで江戸の文化を
常に新しい表現で描いた画人です
上の写真、大きな波の間で揺れる船を描いたものは
海外でも評価が、高く
海外の芸術家が、この絵からインスピレーションを受け
音楽・ブロンズ像を完成させたそうです
大きな自然の力の前で、
人間が生きる希望を描いたそうです
また、
右上の写真は、四谷怪談のお岩さん
首がお皿になっているんです!
皿を一枚・二枚と数えるお岩さんだそです ^^
北斎は、「芥子」(けし)花の作品で
左側を大きく描くという画方を取り入れた人でもあるだそうです
優しく美しい色彩・構図、そして、ユーモア―ある作品の数々に
ゆるりとした時間を過ごしてきました
北斎は70代に多くの有名な作品を残しました
経験の上に築かれる老練な知恵と技術
いつまでも続く好奇心は、味わい深い作品へと繋がったようです
人生、70代が、“成熟期”と言えるのかも、しれませんね ^^
まだまだ、これからです
おまけ:上野の森美術館11月19日(日)まで、開催しています
平日でも混雑していましたよ