87純花のブログ

あたりまえの存在、 空や、海や、草花、そして人。 でも、奇跡に近い、あたりまえの事に 心うたれるときがある.(美日記)

初春の令月

2020-02-04 09:25:32 | ブログ


初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぐ。梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き、
蘭は珮後(はいご)の香を薫(かを)らす。『万葉集』巻5の梅花の歌32首の一部。

大伴旅人が、大宰府に赴任した時に作った歌から、令和という元号が生まれました。
厳寒にありながらも風和らぐ早春の庭に咲き誇る梅花の情景を詠んだものです。
私は、透き通る空気の中で薫る、薄く甘い梅花の香りに心癒されています。
いつの時代も心華やぐ花の季節の到来は、嬉しいものですね。
おまけ:

散歩道の河津桜も、咲きだしました。
まだまだ、春は行きつ戻りつ。お身体を大事にお過ごしください。

コメント (2)
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