eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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低圧絶縁抵抗の現場指導

2019年05月18日 | eつれづれ

動力変圧器のB種接地線よりの漏洩電流をクランプリーカーで測定。



共立電気計器IorロガーKEM5050の数値はIo=合成電流68.42mAでIgr(対地抵抗分電流)は25.64mA。
100mA整定の漏電警報器は当然、鳴動するので400~800mAにする。


クランプリーカー数値もバラバラなので、こんなものは気にしない事だ。

個別の電灯幹線を測定...Igr(対地抵抗分電流)は0.99mA→1mAなので0.11MΩの表示。

この時のベクトル画面。

停電しての低圧絶縁抵抗測定では20MΩ以上はあるだろう。


共立電気計器IorロガーKEM5050の数値を入力、表示と一致している事が判る。