
旧暦の正月祝う「春節祭」 神戸・南京町で開幕 新型コロナウイルス対策で各所に消毒液
中国の伝統芸能「変瞼」で幕を開けた南京町の春節祭=24日午前、神戸市中央区元町通1
中国式に旧暦で正月を祝う「春節祭」が24日、神戸市中央区の南京町で開幕した。
新型コロナウイルスによる肺炎への警戒感が強まる中、南京町商店街振興組合が、各所に消毒液を設置するなど対策を実施。
組合理事長の曹英生さん(63)は「客足を心配したが、多くの人に来ていただいた。
後世に残るような祭りにしたい」と盛り上がりに期待した。26日まで。
1987年に始まった南京町の恒例行事で32回目。
今月19日にはプレイベントがあった。
春節は中国の旧暦の正月で今年は25日が元日に当たる。
オープニングを飾ったのは、一瞬にして顔の面が変わる中国の伝統芸能「変臉(へんれん)」。
東京中国歌舞団の役者が会場を盛り上げた。
3日間にわたり、中国の伝統芸能や限定の中華料理などが楽しめる。
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今日は旧元旦、中国4000年の国家機密の「へんれん」、一瞬にて顔のマスクが変わる。
顔に薄い布を何枚も重ねて次々と剥がれて行くものやら...ひもで引っ張り、帽子の中に入っていくのか...このメカは最高機密の様だ。
旧正月とは、旧暦での1月1日のこと。
アジアでは、古くから「月の満ち欠け」をもとに暦を作っていました。
特に日本では、十五夜、かぐや姫、お月見など、「月」を愛でる文化があります。
暦(カレンダー)も月の満ち欠けをもとにしたもの、いわゆる「太陰暦」を使ってきました。
一方、太陽の動きを動きをもとにした暦を「太陽暦」と言います。
例えば、太陽神を崇めていたエジプトでは古くから太陽暦が使われ、それがローマに伝わり、西洋に広がっていきました。
日本は明治維新の後、西洋文化を積極的に取り入れ暦も明治5年に太陰暦から太陽暦に切り替えました。
これ以降、現在使われている太陽暦の暦と、それまでの太陰暦の暦が存在することになり、太陰暦の暦は「旧暦」と呼ばれるようになって、太陰暦のお正月は「旧正月」と呼ばれるようになりました。
2021年は2月12日が旧1月1日で毎年変わる。