eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

反需給ひっ迫か...

2022年03月24日 | eつれづれ

漸く晴れてきたので太陽光発電出力も1.8kW。

この時の需要電力は1.4kW程度なので、買電計量器は回らず差分の200Wは売電している。

パネルもFIT切れとなり48円→9円の買い取り単価に下落した。
この高額買い取り負担も全国民の再エネ賦課金と言う名目で電気料金に上乗せなっている。

供給4,000万kW。

撤退決断の時期か

2022年03月23日 | eつれづれ
ロシア・ウクライナに進出している日系企業370社超---自動車関連目立つ
帝国データバンクは2月24日、緊迫しているロシア、ウクライナ地域に日本の企業370社超が進出していると発表した。
ロシアがウクライナに侵攻したことを受けて、日本も独立承認地域の資産凍結や輸出入禁止などの対ロ経済制裁を実施している。
ロシアビジネスを展開する日本企業も影響は避けられない見通しで、同社はロシア進出企業を調査した。
ロシアに進出している日本企業は2022年2月時点で347社が判明した。
2016年調査の314社から5年間で1割増えており、2013年の213社からは1.6倍となっている。進出先では、ロシア首都のモスクワのほか、サンクトペテルブルク、ニジニノヴゴロド、サマラなど、多くがロシア西部に集中している。天然ガスなど資源開発の進むサハリンや、日本から地理的に近いウラジオストクへの進出も目立つ。
業種別にみるとロシア進出企業で最も多いのは「製造業」の156社で、全体の4割超を占める。トヨタ自動車、三菱自動車、マツダなどの自動車メーカーや、ブリヂストン、横浜ゴムなどの自動車部品メーカーなどが目立つ。卸売業では中古車の輸出・販売業者なども進出している。
また、ウクライナの2022年1月時点での日本企業で進出しているのは57社だった。自動車関連では住友電気工業グループやフジクラが進出している。

そろそろ日本国民も気づくだろう...接収の憂き目、国民よりバッシング、不買運動となるのか...。

ブラックアウトとなる電力不足

2022年03月23日 | eつれづれ

政府は節電の効果もあって需給が改善したとして東京電力の管内を対象にした「電力需給ひっ迫警報」を解除しました。
経産省(資源エネルギー庁)電力・ガス事業部、小川電力基盤整備課長:「十分な供給力は確保できる見込みとなったことから、東京電力管内における需給逼迫(ひっぱく)警報につきましては本日11時をもって解除する」
政府は電力需給の厳しさから東京電力の管内に「電力需給ひっ迫警報」を出して家庭や企業、自治体などに節電を呼び掛けていました。
23日になって天候の回復などを背景に需給が改善傾向にあるため警報を解除しました。
ただし、火力発電所の一部で停止が続いていることなどから生活に支障のない範囲での節電への協力を引き続き呼び掛けます。

先の比率差動エクセルに供給より7%オーバーする予想なので、この時の不足電力は100万kW時で7万kWの不足か。
66kV変電所にすると1.2として84,000kVA程度の容量。
この容量は東京△◯□区が全停電カモ...もっとも全供給は数千万kWだが。
だから、何時も逝っているが、電力は有り余るパワーが無いと使い物にならない現実。



電力受給ひっ迫警報発令

2022年03月22日 | eつれづれ









東京電力は節電が想定通り進んでいないため、夕方以降に一部の地域で停電となるおそれがあると発表しました。


経産省と東電は、先ほど緊急会見を開き「電力需給ひっ迫警報」が出されている東電管内で節電が思うように進んでいないことを明らかにしました。

このままの状況が続き電力の調整役を担っている揚水発電が枯渇した場合、夕方以降に一部の地域で停電がおきる恐れがあるということです。

今のところ「計画停電」の予定はないということですが、東北電力の管内にも追加で「電力需給ひっ迫警報」が出されており、より一層の節電が必要な厳しい状況となっています。

バランスは103%の発電能力不足、大規模停電の可能性も出てきた。
わが家の太陽光発電も曇りで0.kW発電...如何に肝心なときには再エネ発電など使い物にならないか。


最終章、2巻線変圧器保護用比率差動継電器RDf(87t)検証

2022年03月21日 | eつれづれ

7,500kVA例で定格出力電流時の比率は0%となる。
エクセルはこの逆計算入力でも表示出来るシートがあるが、これは変流器(CT)二次5A側に適当な、数値を入れて変流器(CT)1次側の電流が幾らかが判る。

次は事故発生、比率20%整定で動作する変流器(CT)電流差動で66kV側を定格66A、2次側500Aまで低下した事故の場合、継電器は動作する。
この時の2次側は3.3-2.5Aの差動電流となる。

次は事故発生、比率30%整定で動作する変流器(CT)電流差動で66kV側を30A、2次側200Aまで低下した事故の場合、継電器は動作する。
この時の2次側は1.5-1.0Aの差動電流となる。

次は事故発生、比率40%整定で動作する変流器(CT)電流差動で66kV側を100A、2次側560Aまで低下した事故の場合、継電器は動作する。
この時の2次側は5.0-2.8Aの差動電流となる。

次は定期点検例、比率特性試験データ2次側電流を入力。
この時の1次側電流は364-1320A相当の大きな電流となる。
試験器より流した電流は2次側は18.2-6.6Aの差動電流試験となる。

次は定期点検例、差動電流瞬時動作試験データ2次側電流を入力。
この時の1次側電流は490-7200A相当のとんでも無い大きな電流となる。
試験器より流した電流は2次側は24.5-36Aの差動電流試験となる。

エクセル画像は変流器(CT)2次側電流入力で1次側電流相当Aを確認、計算したが、その逆の入力もあるので、事故電流と継電器比率%の推移が容易に判る。
定期点検等で試験している中身が理解、単なる試験器を継電器に接続して試験要項でボタン押してスタートなど、慣れればホイホイと馬▽でも出来る?。
金にもならない検証も発電機用から始まり今回の2巻線変圧器保護用比率差動継電器RDf(87t)でENDの様だ。
変圧器用は変流器(CT)比が1.2次側で異なるので、発電機用よりマッチングタップ整定が出てくる...これを理解するのに、一般的な継電器で無いので時間がかかる。
本、エクセルでは電流入力すると比率%と動作判定が出るので継電器の状況が判る。
我々はメーカー社員では無いので、運用し原因、対策処置まで...それも知識が無いと何も出来ない。
高圧受電設備には、比率差動継電器RDf(87t)は無いので知る必要も無い現実だが、更なるプロの技術者を目指して...ボケ防止のチャレンジ、針金電気ヤでした。