日銀による「無期限」の量的緩和。
日銀なりの理性が見え隠れします。
かなり大量ですが年間一定量にとどめていること。
これで無制限にはしないというメッセージを市場に送ることができます。
後は何年続けるかという問題です。
年間の緩和水準が無制限だと、
ハイパーインフレに向かって一歩ずつすすんでいると言うことになってしまいます。
無制限と無期限を変えただけですが、
無期限と言い換えたことにより政権の矛先をかわすことができ、
政府側に下駄を預けることができます。
次の手を自民党が打てなければ、
単なる短期的な景気刺激策と見透かされ、
成長戦略は描けません。
日銀してやったりだと思います。