なぞる
2014-01-22 | 雑感
なぞる、ということ。
書道などでもやります。
お手本をなぞる。
上達の一歩です。
先を走るものがあるときは、
なぞると言うことは効果があります。
先を走るものを
どれだけ正確に追いかけることができるかで、
出来栄えが変わります。
さて、資格というものが
なぞると言うことの一端であることと考えます。
ある完成された(完成しつつある)内容を、
出題者の意図に向かって点を取る
というものです。
再度になりますが
追いかけるときはいいです。
追いかける能力が高いことは、
ある程度の実直性を示すので
それはそれでいいと思います。
しかし、世の中は見たことのないもの、
新しい分野など
なぞる行為ができることとは別次元のものがあります。
なぞることができる人を集め、
なぞる人で統率を図ると
類は友を呼びますので、
その集団全体が「なぞる集団」となり、
そのうち「硬直化」してきます。
やはりなぞらない人やなぞる人を混ぜ合わせることが
大事なのではないでしょうか。