写本、という分野があります。
活字が登場する以前は、
宗教の経典などは写本(仏教では写経)が主でした。
そのため経典の広がりを見るには、
誤字脱字や言い回しの変化をたどることにより
分かるとされています。
活字の登場後、
最も多く発行された書籍は
聖書であるとされます。
1990年代後半であったと記憶していますが、
日米合作のNHKスペシャル 映像の世紀の中で
映像が登場し始めた20世紀初頭は
活字がまだ主体であり
モスクワに来訪した小説家トルストイを見ようと
人だかりができました。
考え方をコピーし広める複製手法が
多くの人や経済を動かすことが当たり前ですが分かります。
ちょっと変わった視点からお話しすると
黒船来航の経緯も産業革命による複製手法
つまり大量生産手法の進展が背景にあります。
黒船来航(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E8%88%B9%E6%9D%A5%E8%88%AA
複製手法に革命が起こると
世の中が変わる可能性が高いことが分かります。
蓄音機・映画・テレビ・ラジオ・CD・コピー(複写機)など
多くの変化を呼び起こしています。
さて昨今デジタル革命が起きています。
デジタルコンテンツは複製が容易であり、
YouTubeやWebコンテンツなどで様々な複製が大規模に広がり、
ストロー効果を発生させています。
昨今のCOVID-19の感染が増加する中、
航空貨物に比重を置いた経営が航空会社でなされ、
電子機器などの輸送が活発です。
繰り返す
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/f4cd48aed0f0b442be1932d84f1f576c
電子機器は人の考え方を凝縮して繰り返す、
つまり複製するため非常に小型で多くの利益を生みます。
さて、今日本をはじめ世界では大規模な量的緩和が行われ、
工業製品の輸出を図ろうとしていますが、
複製技術の進歩により養蚕、機械、織物、自動車、LSIなど
輸出商品を変化させてきました。
もちろん自動車産業は裾野が広く今後も有力の輸出商品になり得ますが、
そろそろ生活の糧を変化させてもいいのかもしれません。
池田内閣
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/16c34770d27ca332c7a96013fe140bec
人間は必ず間違えるということを
航空機の運航の観点から幾度も記して参りました。
権威勾配 part2
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/28d54484b62a28cfc31b0d124903bbde
特に専門家の意見が割れた場合、
教授・医師・専門家・マネージャであっても
注意が必要です。
変異株が流行の兆しを見せ、
政府は五輪についてのらりくらりと開催に向けて動いています。
もちろん東京オリンピックに対して
私は否定的な立場です。
東京オリンピックがもたらす経済効果は4兆円ほどと
見込まれています。
東京オリンピックが中止になると
日本発の経済危機が発生する可能性があります。
一方で強行開催されると
ワクチン接種が間に合っていない日本社会は
変異株の流行を招き
これも危機を迎え
こちらに進んでも経済危機が訪れる可能性が高いと見込まれます。
東京ブラックホールⅡ 破壊と創造の1964年
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/b995e782a9a1cb7329285a96833fd7a5
池田内閣
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/16c34770d27ca332c7a96013fe140bec
人のまねをやったら それを超えることはできない
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/2a3dbfab3fa8dcd093ff1f29d43d34bc
かつての政策のものまねに終始しているため
大きな危機に至る可能性があります。
なるようになるさ。
伊藤淳二氏という存命の人物。
伊藤淳二(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E6%B7%B3%E4%BA%8C
カネボウの経営者として知られ、
後に日本航空の経営者として肝いりで送り込まれましたが、
短期間で退任しています。
なぜこの方を今取り上げるかというと、
この方に似ているためです。
車谷暢昭(Wikipediaより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8A%E8%B0%B7%E6%9A%A2%E6%98%AD
半ば国策的な企業であること
極度の経営不振にあることなど、
当時の日本航空と現在の東芝は似通っています。
歴史は繰り返すのか。