アメ横の写真の
今と昔をみせていただいたことがあります。
昔も今と変わりません。
見せてくださった方は
ずーっと同じだから面白くない。
だから変わった写真を撮りたい、
撮るんだとおっしゃっていました。
それも一つの考え方。
人間というものいろいろな方がおられるのも、
今と昔で変わりません。
昔と変わらず人間が行動しているのも
それもいいもの。
群れと一緒の行動をする人、
違う行動をする人、
群れの行動も一緒でありつつ、
少しずつ変わる。
人間は動物なんだと感じる瞬間です。
人は良いところを見ると良い。
いろいろな本にそう書いてあります。
なくて七癖。
最近の若い方は子どもの頃から
ビデオカメラが普及して、
小さい頃から自分自身をテレビで見ることが多くなり
癖が少なくなったといわれているようです。
それも個性のひとつです。
悪いところに着目すると、
悪いところに目が行く脳になります。
良いところを見ると、
自然と世の中が明るく見えます。
それだけのことです。
失敗は時折発生するものです。
人間は失敗する生き物です。
これに対して、失敗した人物を責め、
教育する・研修を行うというものがあります。
そもそも人間は失敗する生き物ですので、
本来ならば失敗した人物を責めるのではなく、
失敗を犯した背景をチェックし
次なる失敗を起こさないようにするのが
基本です。
本ブログでたびたび触れる航空事故の解析と
改善策です。
その中の一例としてあるのがこの事故。
アシアナ航空214便着陸失敗事故
http://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/e1a62088cd400a4abdd0b01d2828edac
報道では操縦の失敗ばかりが取り上げられますが、
失敗に至る土壌として
・マニュアルの不適切さ
・トレーニングの不適切さ
・乗務員の過労
・操縦系統の複雑さ
など複雑な背景があると伝えられています。
失敗した人を責めるのは、
日本人の文化、お白州で...といった文化が
脈々と流れているように感じます。
行き過ぎた例が、日勤教育。
これも日本の文化です。
もちろん良い面もあるでしょうね。