NETで本が読めるということを、さそり座さまのブログで教えていただきました。
漱石(呼び捨てです)の3部作とはしらず、その当時(18ぐらい)旺文社文庫で
「それから」を購入、漱石にひきこまれまして、「三四郎」「門」等
適当に読み出し、漱石山房の人たちの小説も読みだした記憶がありますが、
全然覚えていません。 家業を継ぐと決めた時点で本とさよならをしたんですが
商売に燃え出すのは、親父が心筋梗塞で引退してからで、35歳ぐらいでした。
で青空文庫、早速「それから」を見ましたが、主人公の名前、代助ぐらいしか
思い出せませんでした。しかし最後の真赤なシーンだけはいまだに鮮烈に
残っています、自分の頭の中も真赤になった記憶があります。
ーーー
小包こづゝみ郵便を載のせた赤い車がはつと電車と摺すれ違ふとき、又代助の頭あたまの中なかに吸ひ込まれた。
烟草屋の暖簾が赤かつた。売出しの旗も赤かつた。電柱が赤かつた。赤ペンキの看板がそれから、それへと続つゞいた。
仕舞には世の中が真赤まつかになつた。さうして、代助の頭あたまを中心としてくるり/\と
焔ほのほの息いきを吹いて回転した。代助は自分の頭が焼け尽きる迄電車に乗つて行かうと決心した。
See you tomorrow!
漱石(呼び捨てです)の3部作とはしらず、その当時(18ぐらい)旺文社文庫で
「それから」を購入、漱石にひきこまれまして、「三四郎」「門」等
適当に読み出し、漱石山房の人たちの小説も読みだした記憶がありますが、
全然覚えていません。 家業を継ぐと決めた時点で本とさよならをしたんですが
商売に燃え出すのは、親父が心筋梗塞で引退してからで、35歳ぐらいでした。
で青空文庫、早速「それから」を見ましたが、主人公の名前、代助ぐらいしか
思い出せませんでした。しかし最後の真赤なシーンだけはいまだに鮮烈に
残っています、自分の頭の中も真赤になった記憶があります。
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小包こづゝみ郵便を載のせた赤い車がはつと電車と摺すれ違ふとき、又代助の頭あたまの中なかに吸ひ込まれた。
烟草屋の暖簾が赤かつた。売出しの旗も赤かつた。電柱が赤かつた。赤ペンキの看板がそれから、それへと続つゞいた。
仕舞には世の中が真赤まつかになつた。さうして、代助の頭あたまを中心としてくるり/\と
焔ほのほの息いきを吹いて回転した。代助は自分の頭が焼け尽きる迄電車に乗つて行かうと決心した。
See you tomorrow!