「一枚の自分史」セミナーに参加しました
「一枚の自分史」とは、その名の通り
一枚の写真や絵と共に伝える<ミニ自分史>で
自分史というと超大作を思い浮かべてしまいますが、
「一枚の自分史」であれば写真一枚から気軽に取り組めるとのこと
もちろん、一枚一枚の積み重ねていけば
やがては一冊の自分史にもなります
自分史は
どこから書き始めてもいい
もっとも共感されるのは失敗談
人生は矛盾だらけ、まずは書き出すことが大事
下手でもいいから速く書くこと
そっか、どこから書いてもいいんだ
とにかく書き出すことが大事なんだ
本来、自分史の書き方にルールはないけれど
いくつかのポイントを心がけるとよい
写真の情報を整理する(5W)
・それはいつ頃?
・場所は?
・誰と?
・何をしている?
・なぜ撮ったのか?
時代とからめる
心の中をひもとく
五感をはたらかせる
なるほど~
感情が入らないと行動記録集になってしまう、という説明や
音やにおいなど視覚以外の感覚からの情報を盛り込むと立体感が生まれる
という説明に大いに納得
セミナーに参加するにあたって、持参した写真は
浮かんだタイトルは 「母親一年生」
「どうぞ、抱っこしてあげてくださいね」
出産直後、看護師さんから娘を手渡されて
「えー ちょっと待ってよ~ 今疲れてるし、そもそもコレ(=娘)どうしたらいいのよ???」
という気持ちから始まった私の子育てでした
子供を持つという覚悟も決意もなく始まり、もう後戻りできない
日々戸惑いの中で過ごしていた頃の一枚です
こちらを向いて手を伸ばす娘
レンズをのぞく私は笑ってあげられていたかな?
そばにあるベビーカー、オムツやマグマグを入れたミーフィーちゃんのバックがまだ真新しい
バックは、ボロボロになっちゃってつい最近捨てたんだけどね(笑)
「ゆうかー、こっち向いて~」
そう呼びかけた私に、言葉ではなく笑顔を返す娘
最近の口答えばかりする姿と、この時の姿、どちらも同じ娘
彼女の成長年数と私の母親年数は一緒なんだよな
胸キュンの一枚、ありがたい一枚になりました
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15分ほどの限られた時間の中で書いた文章
説明されたポイントが反映できているかといえば
そうでもないけど(笑)
じっくり考える時間がないからこそ
感じたまま、思いのままを綴ることになったのでは、と思います
一枚の自分史は人生の1ピースです
やがては大きなパズルが完成します
(大切なシーンが必ずしも写真や絵として残っているとは限らないので)
「心の中の一枚」を思い出して書いてほしい
そうすれば、どんなシーンでも書くことができます
そうおっしゃった先生の言葉がとても印象に残りました
いろいろな気付きがあった有意義な時間でした