お恥ずかしながら、こんなにおいしい『肉じゃが』を食べたのは初めてでした
家庭料理の定番中の定番。
男性の「お嫁さんに作ってほしい料理」に必ず登場。
母の味と言って、多くの人が思い浮かぶ一品。
等々、肉じゃがは日本人にとって心温まるお惣菜ですよね。
私ももう十数年主婦をやっていますので、それなりの回数肉じゃがを作っておりますが、
実は食べるたびに「う~ん
」といった感じだったんです。
そんなに不味くはないし、まあまあ美味しいとは思う。
ただ、すっごく美味しいか?と聞かれたら答えは「ノー」
なんとかおいしい肉じゃがを作りたいなと日々思っていながらも、
あまりに定番料理なだけに、わざわざお料理本を開くことはしませんでした。
そんな折、朝日新聞に毎週掲載される「おかず100選」に肉じゃがが登場。
材料・レシピを眺め、
「別に特別なことしてるわけじゃないのね。」
そう思いつつもその通り作ってみたら、じゃがいもは煮くずれせず、
でもしっかり味が染みていて、おいしーーーーーい
というわけで、以下レシピを掲載させていただきます。
ポイントは
『肉のうまみ、水から煮て出す』
とのこと。
ご自身の肉じゃがに納得がいっていない方(私だけ?)、ぜひお試しくださ~い
【材料】 4人分
・じゃがいも(男爵) 中4個
・牛切り落とし肉 200g
・ニンジン 中1本
・玉ねぎ 中1個
・いんげん 50g
・しらたき 1玉
・酒 大さじ2
・砂糖 大さじ1 1/2
・しょうゆ 大2 1/2
【作り方】
1.じゃがいもの皮をむき、4等分に切る。
水に浸して手でこすり合わせるようにして表面のでんぷん質を洗い落す。
2.にんじんは皮をむいて乱切りにする。
玉ねぎは軸をつけたまま、8等分のくし形に切る。
3.いんげんは4センチの長さに切る。
しらたきを水から下ゆでし、食べよい長さに切る。
4.樹脂加工の炒め鍋(口径28センチ)に、水2カップと牛肉を入れ強火にかける。
沸騰するとアクが一面に出てくるので網じゃくしですくい取る。
5.アクがほぼ取れたらじゃがいも、ニンジン、玉ねぎ、しらたきを入れ、
材料がひたひたになる程度に水約1.5カップ、酒を加えてそのまま1、2分煮たてる。
6.砂糖、しょうゆ大さじ2を加えてふたをし、中火弱の火加減で15分ほど煮る。
じゃがいもの角が少し崩れてくるくらいが目安。
7.ふたをとって火力を全開にし、いんげん、しょうゆ大さじ1/2を加える。
煮汁がほとんどなくなるまで7、8分煮たら、最後に鍋返しをして上下を返す。
明日はまた水曜日、どんなレシピが登場するのか楽しみです!