昨日、父のホームから電話がありました。
「お父様が荒れていて、投薬を拒否する、暴言を吐く、足蹴りをする、唾を吐くなどの行為をされています。
興奮して前のめりに早足で歩かれるので転倒の危険もあります。
また他の入居者の方にお怪我があってもいけないので、少し強いお薬を飲んで頂かなければならないようなんですが。」
とのこと。
またか...

ついこの間も私の二重家庭妄想で同じような事件があったばかり

今度はなんなの?
以下、私の本音トーク
もういい加減にしてよね! 一体何だっていうのよ

そりゃーお父さんだっていろいろ気に入らないことがあって、たくさん我慢してると思うよ。
でも私たちだって一生懸命やってるし、いっぱいいっぱい我慢してるんだから

子供に迷惑かけないで、今の環境に馴染んでいくのがお父さんの仕事でしょ!!!
すみません、つい言葉が荒くなり(笑)
なんだか釈然としないまま久々の怒りモードでホームに行きました。
と、そこには認知症そのものの父がいました。
「お前達しばらくこなかったけどどこに行ってしまっていたんだ」
(金曜日来たし妹だって土曜日行ってるし、週末は四十九日法要で来れないって言っておいたよね)
「もうひとつの家庭の方はどうなってるんだ?」
(まだ言ってる

だからそんなのないんだってばーーー)
「ここには支配者がいて、ついさっきも絞首刑が行われたんだ」
(こんな街中でそんなことあるはずないでしょ)
「親子関係は大丈夫なのか?何も変りないのか?」
(だから子供は一人しかいません。お父さんとの関係も変わりありません。
そうじゃなかったら、この忙しい時間にかけつけてこないわよ)
お父さん、落ち着いて。お茶でも飲もうよ。
渡した湯呑みに向かって「もしもーし、もしもーし」
それ、電話じゃないよ
だめだ、こんな父に怒ることなんてできない...。
なんとかなだめて薬を飲ませ、トイレに付き添いヘルパーさんにオムツをかえてもらい、
歯ブラシを口に運びベットに横になり(どっちも一人ではムリ)、
「また明日の朝くるからね」と言い、お布団をかけて帰途につきました。
今年の2月頃までは普通のお父さんだったんだけどな。
目の前の現実がなかなか受け入れられない夜です