風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

新しい展覧会へ向けて

2017-07-14 23:04:32 | 水彩画
この1、2週間は、展覧会の準備で、大忙し、なのに、何だか気分が憂鬱。
やはり、終の棲家の事を考えると頭が痛い。

琵琶湖周辺の物件を探していたので、不動産屋さんにメールを送っても、返事が来ない。
電話をしようにも、フリーダイヤルしか書いてないので、調べようもなくて、どうせ、二年も先のこと
だから、相手にしてもらえないものだと思う。

日本に居た時は、不動産屋さんに連絡しようものなら、しつこいほど、勧誘が来たと言うのに、どうしたことだろうか?
相変わらず、メールで、同じ情報は送ってくるけど、肝心の担当の不動産屋からは、返事がないので、どうしようもない。
近くにいたら、すぐにでも、物件を見に行けるのだけど、こう離れていては、簡単に物件を見に行くことができない。
知り合いが、やはり、イギリスには、やはり、高くてローンが支払えずに、スペインに引っ越すことにしたらしい。そういえば、こちらの不動産屋さんを覗いてみても、結構、スペインやフランスの物件なども出ていたりする。
やはり、イギリスの物件は高すぎて住めないからだろうか?

気分を一新して、8月から始まる新しい展覧会のための作品の準備をしている。



そして、地元のチョークの丘(白亜の丘)の風景画。
一枚につき、一日がかりで仕上げた。
かなり、集中力も要って、仕上げた後は、疲れが、どっと湧き出てきた。
楽しいだけでは、出来ないような気がしてきた。

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Private View を終えて。

2017-07-05 20:56:58 | 水彩画
私には、そんなに知り合いが多くないし、多分、私なんかの絵に興味を持つ人もいないだろうと思っていた。
でも、一応、思いつく限りの人に、来てくださいと声をかけてみた。
私のピアノの生徒さんとその家族が、3組、その他二人来てくれた。

来てくれたのは、クリスティーナと、その姉妹、そしてクリスティーナのお母さん、そして、Mちゃんとお母さん、心理カウンセラーとして仕事をしてるアラン、この3人が、私のピアノの生徒関係である。

そして、おととい、たまたま、スーパーマーケットWaitroseで会った、水彩画のクラスで一緒だったダイ、

あとは、もと英語学校の先生だったR氏、
夕方の6時から8時と限られた時間だったので、そんなに来てくれないだろうと思っていたら、意外と、これだけの数の人々が来てくれて、他のアーティストの関係の人々も来ていたので、会場は、賑やかで活気にあふれていた。

その上、Deputy Mayor(市長補佐)や、このソサエティの会長まで来ていて、私も、自分の作品に関して、いろいろと、質問されたりして、相変わらず、相手のしゃべってる英語が、わからない部分があり、しどろもどろになりながらも、適当な答え方をしていた。(;'∀')
そして、スマイルだけは、忘れないように、振りまいていた。

その甲斐あってか、絵も一つ売れた。
何と私の知り合いが買ってくれたのだ。まさか、売れるとは思わなかった。

夫も、ちょっと遠い所から、わざわざ来てくれた古い夫の友人が、彼のの作品を買ってくれたようだ。

いろんな人と喋って、しどろもどろになりながらも、楽しい時を過ごした。

こういう機会を与えて頂いて、発表する場があるなんて、本当に、恵まれてると思う。
日本に帰ったら、こんな風に、展覧会を気軽に開くことなんてできないだろうな。

アマチュアのアーティストのソサエティに入ってるから、年間25ポンドの会費を払ったら、年に何回か、こういう風に展覧会に出展できる。

主催者は、殆んど儲けなどないのでは?
お手伝いしてくれてる方々の報酬は?
リフレッシュメントのワインや、飲み物は、どこからお金が出てるのだろう?
などと、ついつい考えてしまう。

貴重な体験だった。また来年も出展出来たらいいな。
来月は、別の、会場での展覧会がある。
ここは、2点だけの作品が出展できる。
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初めてのPrivate View

2017-07-05 12:41:08 | 水彩画
ミリーの散歩もなくなり、先日は、ヨーキーのお散歩に行ってきた。
久々に公園に行くと、桜の木に、小さなチェリーがいくつも、なっている。



この木、春になったら、桜の花が咲いていたのかな?
いつも、桜の季節は、日本に帰ってるから、この公園の桜の花は、見たことがない。

月曜日は、地元のUnder Gorund Theatreで、行われるExhibition(展覧会)の搬入の日だった。
夫は、ちょうど、仕事がなくて、一緒に、車で搬入することが出来た。
私の作品、7点(ほとんどがA4サイズの小さなものばかり)と、夫の大きな作品6点を、スタッフの人に手伝ってもらいながら、ディスプレイした。

今夜は、プライベートビューと言って、アーティストの知り合いの人などを招いて、リフレッシュメントなどを勧めて、絵を見てもらうというイベントがある。

私にとって、生まれて初めての経験。

このところ、将来の事を考えると、不安が募ってきて、ちょっと、鬱気味だったから、このイベントは、こんな私の、生活に、少しは、活を与えてくれるのではないかと期待している。

毎週、金曜日と土曜日だけ、今月いっぱいまで、この絵の展覧会は、開催されている。
会場は、音楽イベント、小さなコンサートなどが行われている。

2年ほど前に、この会場で、シンガーの人とともに、ピアノを3曲ほど弾いたことがある。
あの時は、あがってしまって、おまけに、初めて弾くこの会場のピアノ、暗い照明のため、よく見えなくて、
オクターブ間違ったキーを弾いてしまって、冷や汗ものだった。

展示する絵は、今までの作品に加えて、日本風のものも描いてみた。



これは、ものの10分ほどで、描き終わった。
でも、絵を吊るすのを手伝ってくれた人、「この絵、いいね」って褒めてくれた。(^^♪

最近、BBC4で、"Art of Japanese Life" と言う番組が紹介されていた。
日本の美とは、簡素なものにこそ、ありけりみたいなことを、日本人よりも、もっと詳しく、そして、わかりやすい英語で説明していた面白い番組だった。

シンプルなののほうがいいかな?
水彩画の技法でも、白い部分を、敢えて残しておくというのを、先生に教わった。



この竹、まだまだ、筆遣いが下手くそだけど、一応、和風に見えるかな?

実は、この絵は、母の持っていた本をコピーしてきたものを、参考に描いた。
母は、絵手紙を習いに行ってたものだった。
絵具や、本など、多く持っていたけど、母が亡くなった時、殆んど、人にあげてしまった。

あとは、ジョンパイパーから、インスパイアーを受けた、(実は水彩のクラスで描いた)この絵。



さて、私は、招待する人に困ったけど、何とか、私のピアノの生徒さんやその家族が来てくれることになっている。
私たち以外には、あと3名、出展者がいる。

年配の方たちだが、船の絵を主に描く、ターナーの影響を受けた水彩画を描く方と、あと一人の方も水彩画を描く方で、どちらも、素晴らしい作品を出展されている。

こんな上手な方たちに交じって、ちょっと、私の作品は、見劣りするかもしれないけど、これも個性だから、と思うことにしている。

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展覧会を終えて、一息。

2016-11-28 11:05:46 | 水彩画
土曜日、日曜日と、二日間に渡って、タウンホールで、展覧会が開かれて、私たちも、土曜日の午前中と、日曜日の午後、アテンダントとして、出席した。

たった2日だけの展覧会にもかかわらず、色んな人が、入れ替わり立ち替り、来てくださった。

一日目は、10時半からMayorの挨拶もあったせいか、大勢の人が、入場してきた。
タウンホールの会場は、2階になる。

タウンホールは、古い歴史ある建物で、中も豪華な威厳のある雰囲気。



2階に上がると、展覧会の会場が設置されていた。



一日目は、オープンと同時に、私の生徒さんであり、家族同様に親しくしてくれているMちゃんが、早速
歩いてやってきてくれた。彼女の家からタウンホールまで徒歩、5分くらいの距離なのだ。

それから、友人のK夫妻と、K夫妻の友人のインド人のVさんが来てくれた。

3人を案内、そして、入場者に、案内の紙を渡したりしてるうちに、ボランティアで行ってる犬の飼い主の
Pさんが、杖をつきながら、彼女のお友達に付き添われてやってきた。

その後、ベジタリアンレストランのオーナーのCさんが来てくれた。

「あなたの絵は、どこに、展示してあるの?」と、皆に聞かれ、私の作品と、夫の作品のある場所に案内した。そんなこんなで、かなり、忙しかったけど、Excitingな一日だった。
何しろ、展覧会に自分の絵を出展するなんて、生まれて初めての経験だもので、とても、エキサイティングな、経験だった。

昨日は、展覧会2日目、私は、おととい連絡のあった、ポストオフィスに行って、無事、ジャズピアノのCertificateを受け取った。
郵便局員は、私の顔を覚えていて、「覚えてるよ!今すぐ取ってくるからね!ずいぶん待たせて、すまなかったね」と言ってくれた。
私も、笑顔で、「どうも、有難う!」と言って、もらってきた。

2日目は、午後からのアテンドだったが、1日目に比べて空いていた。
ソサエティの人に、「あら、あなた、今日も来てくれたの?一日だけでよかったのよ」と言われて、
「ええ?そうなんですか?でも、2日間、出席しないといけないと、書いてあったもので」と言ったものの、もし、私が帰ってしまったら、今日、来ると言ってくれた、友人に、申し訳ないから、その後も、閉まるまで、アテンドを務めることにした。

フィットネスクラスのJさんが、一人で観に来てくれた。
随分、離れた所から歩いてきたようで、寒さのため、涙ぐんでいた。

それから、お世話になってるK夫妻がやってきた。
時間があったため、会場の片隅に併設されてるティーコーナーで、一緒にお茶をした。

お茶と、美味しそうなケーキが売られていたので、そのケーキも一つ頂いた。
お茶とケーキで、たったの1ポンド50ペンス。

何と、このケーキ、Mayor(市長さん)の旦那様の手作りだそうだ。
Mayorの旦那様が、自ら、ケーキを朝から焼いて、売っていた。
生クリームとフルーツが乗っていて、市販のとちがって、甘ったるくなくて、なかなか美味しかった。
ちなみに、市長さんも自ら、お茶を入れたりして、来客者にサービスをしていたので、びっくり!

その後、またMちゃんが、写真を撮りたいからと言って、やってきてくれた。
そして、もう30分で閉まると言う頃になって、友人のCさんとYさんがやってきてくれた。

2日間の開催期間で、私の作品と、夫の作品が、1点ずつ売れた。



夫の作品は、夕食のKipperと言う魚と味噌汁などを描いた、いたってシンプルな作品。
時間も手間もかけていない、この作品が売れた。



私のはというと、やはり、時間も手間もかけていないパステルのこの作品が売れた。

Mちゃんのママは、仕事が終わって、駆けつけてくれた。
そして、この後、皆で、Town Hallの前のバーで、「お疲れ様」会を。
私にとっては、何とも充実した、展覧会だった。
夫は、大きな作品が売れなくて、ちょっと、がっかりしていたが。。







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3点目の作品を仕上げました。

2016-10-25 21:30:35 | 水彩画
展覧会には、3点まで作品を出展できます。
10月20日の締め切りの段階で、タイトルと、絵の値段、その他のことを提出しないといけません。
ちょっと、焦りましたが、何とか、3点目の作品を仕上げました。

去年、描いた絵と同じモチーフで、パステルで描きました。
紙はグレーのパステルペーパーを使いました。

クリーム色でも、やってみましたが、どうも、上手く行きませんでした。
海岸の雰囲気を出すには、グレーの紙の方が、合っていたようです。



これは、去年、描いたパステル画。



これは、昨日、仕上げたパステル画。

構図も人物の位置や、フィギュアも、若干ちがってるけど。。。
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