1回くらいしか会ったことのない甥っ子が、イギリスに来ることになって、いろいろ
アドバイスをしないといけないことがある。
きっと、戸惑うこともあるだろう。
特に、飛行機に乗る時は、日本だから、まだ、言葉が通じるからいいけど、全く日本語の
通じない英国に着いてからが問題だ。
これから書くことは、私自身、戸惑って、パニックになりそうになったこと、気を付けないと
いけないことを、書いて行こうと思う。
まず、初めて、海外に行く飛行機に乗る時は、余裕をもって、空港に到着した方がいい。
できれば、3時間前に到着した方がいい。
長く待ちすぎるのでは?と思うかもしれないけど、3時間なんて、あっという間に過ぎてしまう。
2年ほど前までは、搭乗手続きは、航空会社の窓口に並んだら、係員の人が手続きしてくれたけど、
今はスタッフを削減しているためだろう。
搭乗手続きまでは、全て自分でやらなければいけない。
空港に着いたら、搭乗手続きの機械があるので、そこに自分のパスポート(写真が写ってるページ)を、スキャンする。
そして、予約ナンバー(booking no)を入力する。
航空券の予約したページは、必ず、プリントアウトしておくこと。
スマホに入れてるから大丈夫と思っていても、思いがけず、スマホが使えない場合があることも考慮に入れておく。
予約ナンバーを入力し終わったら、ぺらぺらのスーパーのレシートみたいな搭乗券が出てくる。
これも、2年ほど前までは、ちゃんとした、厚いボーディングパスを渡してくれたが、ペラペラの薄い紙なので、失くしやすいので、気を付けること。パスポートに、しっかり、はさんで置くこと。
そして、預ける荷物をカウンターに持って行く。
機内に持ち込める荷物は、規定のサイズがあるので、前もって調べておくこと。
そして、搭乗ゲートには、余裕をもって着いておきたいので、1時間前には必ず、搭乗口にはいること。持ち物検査などで、時間がかかる場合がある。
ゲートの番号を確認して、その方向に歩き、モノレールに乗る。
関西空港の場合、北口ゲートと南口ゲートがある。
ペットボトルは、検査の前に捨てなければいけない。
液体類は、100ml以下の物、そして、透明の袋に入れないといけない。
スマホなどは、バッグから取り出しておくこと。
無事に、搭乗できたら、機内食が出たりして、その後、Landing Cardが配られる。
ここに自分の氏名や、生まれた場所、生年月日、職業、国籍、パスポート番号、フライトナンバーなどを英語で書かないといけない。
最後に自分のサインも必要だ。
ヒースロー空港に到着したら、イミグレを通過してから機内に預けた荷物を、受け取りに行く。
毎年のように、いろいろシステムが変わるので、年寄りの私には、ついていけないことがある。
イギリス人の夫が一緒にいても、戸惑うことすらあるのだ。
それに、ヒースロー空港はいつも混み合っていて、不親切な事も多い。
スタッフに聞こうと思っても、いないことも多い。
自分で何でも考えて行動しないといけない。
本当に大変だ。でも、若い時なら、そんな苦労も平気かもしれない。
私は、毎年、日本とイギリスを行ったり来たりが、とてもストレスだ。
日本の空港に着くとほっとする。やはり、何と言っても、日本は「おもてなし」の国で
お客さまには、親切だからだ。
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