風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

嵐の日々が、また、やってきた。

2020-10-04 04:17:11 | 家族関係

このところ、毎日、一日に、1回は、わけもわからずに、夫に、切れられる。
突然、怒り出し、歯止めが利かなくなり、普通に話すこともできない。
Fのつく言葉を使って、罵られる。
本当に疲れる。
普通の会話をしてる途中で、急に機嫌が悪くなって、怒り出す。
いつものことだと、諦めるけど、毎回、本当に疲れる。

やはり、老後は、といっても、もう老後に差し掛かってるのだけど、日本に帰って一人で生活する方がいいのかと考えてしまう。
夏の暑い日本で暮らせるかどうか?
孤独だろうし、頼れる人もいないし、友達も、殆んどいないに等しい。
家族はといえば、息子夫婦は、家にも招きいれてくれないし、孫の誕生日に何かを送っても、お礼の一言もない。
淋しい人生だなあ~~
誰からも必要とされていない。

一方で仕事も出来て、美しく、人々から愛されている女優の竹内結子さんが亡くなったことは、衝撃的だった。
彼女の出演している番組の多さには驚いた。
短い人生で、限りない才能を発揮して、この世を去っていった。
本当に可愛らしくて、笑顔が素敵で、姿形だけでなく、声も素敵で、見てるだけで、うっとりするような女優さんだった。

一方で、誰からも必要とされていない、私みたいな年取った女が、必死に生きるために足掻いてる。図太く、そして、出来ることなら、ピンピンコロリと死ねることを願いながら、健康にもできるだけ気を遣いながら生きている。

今朝、夢を見た。息子夫婦の住む建物(アパート?)の同じアパートの2階に母(もう亡くなってるのだけど)が住んでいる。
私は、母を訪ねて行くのだけど、1階の息子宅の裏口のドアをノックしてる。
きっと、お嫁さんに嫌がられる、絶対に招き入れてくれないのは、わかってるんだけど、母の住んでる部屋は、どこか、と聞くためにノックしてる。

窓からは、明るいキッチンが見える。
素敵な場所に住んでるんだな~と、それだけで、何だか、ちょっと幸せな気分になる。
自分は招き入れてもらえないのに。

ドアを開けて出てきたのは孫だ。そして、外に出てきて、外の階段を上がっていく。
母の住む部屋を案内してくれるのかと思いきや、2階にあるお風呂場に行くという夢。
変な夢だったけど、孫が登場して、綺麗な明るいキッチンの家を見て、何か幸せな気分になってしまった。
結局、母には会えないまま、夢から目覚めた。
そして、目覚めた後、淋しい気持ちが襲ってくると同時に、素敵な窓のキッチンが印象に残った。
現実の生活でも、家族には恵まれないままだ。切れやすい夫と、いつまで我慢して暮らしていけるか?かといって、いつもいつも、横暴なわけではなく、機嫌のよい時は、家事も手伝ってくれるし、協力してくれる。
突然、怒り出すので、いつも途方に暮れてしまうし、こういう生活がずっと続くのかと思うと、うんざりするし、日本に帰りたいと思ってしまう。

でも、当分は、直行便の飛行機も飛んでいないので、帰ることもできない。
東京経由だと、東京で2週間の隔離、となると、無理ということになる。

昨日はブライトンに行った。ピアノのレッスンを兼ねて、久々にブライトンの日本食料品店に納豆などの食料品を買いにいった。
人に頼まれた買い物もしないといけなかった。
朝から酷い嵐だった。ブライトンから帰る頃は、嵐は収まってきたけど。



 海は荒れてる。






波も高い。



こちらのパブで、簡単なランチを食べた。量が少なすぎて、お腹がいっぱいにならなかった。



今朝は、久々に和食の朝食。昨日、買ってきた納豆で、和食を楽しんだ。



先日、日本の友人に頼んで送ってもらった、ちりめんじゃこ。貴重なものだから、大切に少しずつ頂く。大根おろしに入れて、美味しい。
みそ汁は、大根とうすあげ。うすあげも、昨日買ってきた。しめさばも、買ってきて早速、昨日の晩御飯に頂いた。
年取ると、和食が一番になってくる。手に入りにくいし、高くつくけど、仕方ない。

さて、こんな生活、いつまで続くかな? 今はまだ生徒さんが、それなりに、来てくれるので、辞めるわけにはいかない。でも、新しい生徒さんは増えないし、そろそろ、老後のことも考えて、日本に帰る準備をしないと。

一方で、この家に支払ったデポジット、この家から、私が追い出されたら、お金は返してもらわないと。
しかし、今でも夫は、光熱費などは、自分が払ってやってるんだと、言うし、私に催促しないだけ、有難いと思え、みたいなこと言うし。

デポジットで払った私のお金は、戻って来ない可能性もある。
この国で争うには、相当な英語力も必要だし、諦めるしかないのかも?
一生、仲良く暮らしていけば、夫の死後、(もし夫が先に死んだら)この家の半分は私の権利になるのだけど。(夫は、自分の子供たちに半分を渡すと言ってる)

それまで、我慢できるか?
この家(フラット)も買った当時より、かなり値上がりしてる。
イギリスは、家の価格が年々、上昇して行ってるのだ。
特にイギリス南部は、ロンドンからの移住してくる人が多くて住宅不足で、住宅の価格が、とても値上がりしてる。
驚くべきことに15年で、買った時の価格の1.5倍にもなってる。

年金のある人と結婚してたら、年とっても心配なかったのに。
ていうか、穏やかな人と結婚してたら、お金が少々なくても、平和に暮らせるということが一番だったのに。
二度目の結婚も失敗だったと言えるかも。
私のような年齢の人は、今更、離婚するのも、疲れるし、成り行きに任せてる人も案外、多いのかもしれない。

働ける年齢だったら、再婚できる年齢だったら、別れることも、簡単だろうけど、今更ね。
このまま、我慢できるのなら、我慢して。
日本に帰っても家族と呼べる人はいないけど、一人でも楽しく暮らしていけたら。
誰もいない生活は淋しいだろうね、きっと。
そして、仕事もなかったら、もっと、淋しいだろうね。

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