うるおい塾 朗読講座 ⑥

　　小寒い風だわね～…例年ならそんな挨拶も聞かれる中､今年は余りにも突然真冬の様な寒さがやって来た。おまけに今朝は雨が降りっぱなし｡パンツの裾も濡れてしまう程の･･･ごみを捨てに出ただけで再度履き替えた位。それでも「うるおい塾」の予定が入っているので大きな傘をさして出かけた。

講師の先生はこんな日でもおいで下さり･･･と穏やかな笑顔で迎えて下さる。今日から後半に入る。寿限無寿限無でのスタートは今日からは､他の文に変わった。

隣のお婆さんが寒(かん)三十日、寒念仏(かんねんぶつ)を申したと申しましたが、申したことやら申さぬことやら、申さぬことやら申したことやら、申したら申したと申しましょうが、申さんからには申したとは申しませぬ。

法性寺(ほっしょうじ)の入道前(にゅうどうさき)の関白(かんぱく)太政大臣(だじょうだいじん)様のことを、法性寺の入道前の関白太政大臣殿といったれば、法性寺の入道前の関白太政大臣様が大きにお腹をお立ちなされたによって、今度から法性寺の入道前の関白太政大臣様と云おうやのう、法性寺の入道前の関白太政大臣様。

　｢発音練習｣
早口言葉は沢山あるが、先生は17の早口言葉を用意された。
私が一番できなかったのは
お綾や親にお謝り、お八重や八百屋にお謝りとお言い

菊栗菊栗三菊栗、合わせて菊栗六菊栗。
この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけたのです。
書写山（しょしゃざん）の社僧正（しゃそうじょう）
竹屋の竹薮に竹立てかけたのは，竹立てかけたかったから，竹立てかけた
武具馬具武具馬具三武具馬具、あわせて武具馬具六武具馬具
東京都特許許可局
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立って大きな声を出して言うのは難しい。
テンポ良くポンポンと二回りした。皆さんの頑張りは凄かった｡
[条件]
　シャープに素早く明瞭に簡単な様でハードだった。
初めて全員の音声の録音をし､きかされた。ほぼ90％が
「自分の声が嫌いです」と話した。暗い、小さい、ハスキー等々。
内容たっぷりの講座で｡帰る頃は雨も上がりやれやれでした。