砂払い、砂っぱらいとか言う言葉が有ります。
千葉県南房総では、今も盛んに行われているようです。
これは、仲間同士で行事をしたり、仲間旅行をしたり冠婚葬祭の後の
お手伝いの人達へ・・等々「お疲れさま-」を込めて労ったり、お茶のみをする
と言う様な。
思い出話などをしながら更に交流を深める手段なのでしょうか?
先だって旅行をした千葉の友達から「砂っぱらいをするから・・・」と言われた時
何かとても懐かしい言葉として感じ入った。
昨日の午後、自治会新年会の役員2名(男女)が当日の写真を皆に配りたいと
沢山のプリントアウトしたスナップ写真を持って見えた。
便利な時代です。
ご自宅で綺麗にプリントアウトをされプロ顔負けの出来栄えなのです。
ところが、用件はさておき、「新年会すごく楽しかったから又何かタイトルは
何でもいいから企画して楽しもうよ。取り敢えず役員でお疲れ様しよう」
と言うのだ。
すると秋田出身の女性が「そうそう"砂はたき"って事で」と言われた。
成程、秋田でもある言葉なんだー。
この言葉はきっと日本の古い文化なのかもしれない、ハタと思った。
楽しかった余韻を楽しみ親睦を深める、と言うのはまさに日本的。
忙しさにかまけて来たがこんな楽しみ方も有るんだねー。