ショーの途中で一般参加も 皆さん嬉しそうな表情で踊っている
お店の看板
フィナーレ
かつての職場の同僚が「T・Mさんがフラメンコ踊るんですって、如何ですか?」と連絡を下さったので
楽しみにしていた。
T・Mさんがフラメンコを習っているのも知っていたが、まあお稽古事を楽しんでいる位にしか
思って居なかった。
それでも退職後お会いしていないので再会も楽しみだった。
新宿伊勢丹の裏にある伊勢丹会館の、フラメンコのお店としては有名なお店で。
以前に他の方から「娘が踊っているので・・・」とお誘いを受けたが都合がつかなくて、お店にも
初めて入った。
とても人気の様で12:00開場なのに10:00AMから整理番号を配ると言うので、先ず整理番号を
受取り、新宿御苑の方へ散歩して緑の中でお喋りを楽しんだ。
T・Mさんは、同じフロアーの営業事務をやっているが、オフコン(オフィスコンピューター)にも
精通していたので、後から移動した私は、困った時の神頼みで随分お世話になった。
オフコン入力と言うのは、訂正をするとパソコンと違い結果が思わぬ状態で出て(表示)来るので
一番恐れていた事だった。たった¥1の事なのに残業になったり。
余り深みにはまらない内に、内線で「先生宜しく・・・」と小さな声で呼ぶと、何を差し置いても
飛んで来てさっさと訂正して呉れたり親切にして頂いた。
私は彼女の直毛の黒髪にも魅力を感じていた。カラスの濡れ羽色?って言う言葉が有ったかな?
毎日椿油でも付けて手入れをしているかの様な真黒な長い髪。
踊りの時は、それをひっつめにしてお団子を作っていた。
フラメンコはジプシーの踊りのイメージなので軽い気持ちで行ったが素晴らしかった。
情熱的で心の熱さが伝わって来るほどに・・・・タップを踏んでいるリズムも心地良く。
更に驚いたのは、彼女はパーカッションと三本のギターに合わせ踊りの為に歌も唄っていた。
勿論原語で、譜面を見るでもなく手を軟らかく動かしながらリズムを取りながら。うまい!
素晴らしくお腹から出る太く低くそして女性らしいお色気のある歌声。ブラボーな歌声。
何と言うか、奄美地方の民謡の様なメロディーを気持ち良く奏でている。彼女が踊る時は
他の女性が唄ったが(これ又お上手)7割方はT・Mさんが歌った。
現地、スペインでも歌える踊り子として通用するね。
よく喉を痛めないなーと感心する程、終始声の幅も同じで唄い切った。何と感動の一日だったか。