セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

ふじ丸・小笠原ラストクルーズ④

2013-06-30 | 旅行 見学
二日目は終日船内生活。船好きの私は船の中から海を眺めるのが好きなので、嬉しくてたまらない。海の色が段々奇麗になるのが分かりそれだけで喜んでいる。
    空間が至る所に有る。船は既に早朝八丈島を通過している。

                  
図書室読みたい本はあったけど、勿体なくて読書している暇がない。

船による波だけでまわりは、波頭さえ立たない。

9:15~10:00 『世界自然遺産の島 "小笠原"を楽しむために』
        講師 岡本亮介氏 小笠原ホェール・ウォチチング教会に勤務。
イルカ、クジラ調査研究の他に、町民や観光客へのレクチャー等の普及活動に力を入れている。
程良く日焼けして、通り過ぎただけでは、サーファー?といった雰囲気の男性。
お話しに集中した気がしたけど、どうも顔ばかりに集中していた様な?

船内では、輪投げ大会、モーニングシアター一階「かあちゃん」、カラオケタイム、クラフト教室、2教室一つには、にっぽん丸のショー、イベントの司会等で花形美人さんがコサージュ作りの講師をしていた。何でも出来るのねと感心。

麻雀ル―ムは全自動台ではないので、あまり人気が無く10台中の2.3卓しか使用していない。Aさん、I子ちゃん、私は麻雀も楽しみましょう~なんて楽しみにしていたけれど、全自動を覚えてしまった手は、横着になってしまって、積極的になれない。多分他の皆さんも同じだったかも。
カラオケも然り、一昔前の機械なので、本から唄いたい歌を選択し番号を選ぶ方式。今の最新型機械で慣れてしまうと面倒くさく感じられる。場所が船尾の航跡の見える大好きな場所なので本当は海をじっと見ていたかった。
「コーラスやってました」と言うとB子さんと2.3曲ハモッて見たりした。ソプラノで旋律がはっきりしているので、とてもハーモニーを付け易かった。その時私の歌いたいと思った歌(倍賞千恵子さんの「下町の太陽」)は古過ぎてか、カットされていた
その後、ハーモニーで唄った「ふるさと」が気に入ったとB子さんは何度も誘ってくれたけれど、余り気合が入らなかった。きっと短期クルーズなので、余り気分に余裕がないせいかしら?。
B子さんは、私達のテーブルに来て毎回ご自分の船旅経験の話しをしてくれた。還暦位の年齢かとは思うけれど、見事に人名、場所名等すらすらと出て来るのでびっくり。私なんて「あれ、それ、これ」が会話の主流なのに大したものだ、と変な感心するばかり。一人参加でなかなか行動的なB子さん。22万㌧の客船でカリブ海をクルーズをしたのが一番の思い出らしい。私は2.2万t(1/10)のこのふじ丸サイズが好き。

12:00~ランチ
  
                                   上げ底デザート↑
    

ふじ丸・小笠原ラストクルーズ③

2013-06-29 | 旅行 見学
一番日の長い季節なので、普段は分からないけれど4:00amになると窓の外が明るくなるので驚き。日の入は18:43 7時頃までは明るい。長ーい一日。

船内生活は、外から見れば大きな船が静かに波の上を滑っている様に見えるけれど、実際内部ではクル―をはじめ全員が眠っている時間は無いので、改めて船の生活と言うのは活動的な感じがする。
夜明けと共に、船客が起きない内に甲板の掃除は始まり、5:00になるとデッキを一周(約350m)する人や夜明けの海を撮影したい人が現れる前に全ての掃除は終わりなのでその忙しそうな事。

生憎二日目も曇りなので、朝日も拝めない。朝日夕日を船上でうっとり眺めるのも、船旅の喜びであるのに・・・。
6:30~モーニングコーヒーが始る。
7:00~おはよう体操 6Fスポーツデッキ 熊谷恭子インストラクター
        

7:30~ 朝食 二階ダイニングルーム『ふじ』
   

  
食事はどちらでも自由だけど、私は船で焼くパンが好きなので、毎朝洋食バイキングにした。和食の人も洋食バイキングを食べてもOKなので、食事に定評のある三井客船の船食は今回も十分満足した。ゴルフボール程のチーズ焼きパンは人気らしく、一番に無くなりA夫人が食べたいと仰るので、是非と私は飛んで行ってもとうとう叶わなくて気の毒だった。
Aご夫妻とI子ちゃんは、殆ど和食で、ゆっくり食事された。私はフルーツが美味しいのでご機嫌。コーヒーは毎朝ゆっくり十分に堪能した。

フィリピンクルーのレストラン担当は中でもエリートだそうで、とても対応が良い。彼らの食事は、日本人スタッフとは別にフィリピン食を作ってくれるので、船に乗りたいとリクエストをする人が多いらしい。
今度ふじ丸が売却予定なので、にっぽん丸に移れる人も居ると、該当者は見るからに笑顔で分かる程だ。フィリピンに帰国となっても、それなりに日本での労働経験が重要視され、一流企業に就職できるのだそうだ。

9:00~オリエンテーション メインオール(パシフィックホール)
    主に緊急避難時の対応。

ふじ丸・小笠原ラストクルーズ②

2013-06-28 | 旅行 見学
 夕食は夕方6時からスタート。外は明るい。今回のクルーズはラストなので良い物を全部使うと言う事になっているそうで、一寸ラッキー!
夕食時はインフォーマルは一回(最終の夜のカクテルパーティー&ディナー)だけで、後はカジュアルなので気が楽。

夕食まではジーパンで居てもOK。夕食は最低限、男性もジャケットを着る。私は大抵スカートに着替えヒールの有るサンダルシューズを履き、夏用のジャケットを着る様にした。比較的短いクルーズは余り煩くはない。

初日、二日目は終日航海、三日目の早朝父島に着く。

食事は数が多いので全部は撮らなかったけれど、撮れた分だけアップします。
私達は4人グループなので(たまに女性が一人参加して)和やかな食事時間を過ごした。
レストランに入る度に、入口では直ぐにメンバーの顔を覚えて、バラバラに入って行っても「もうお待ちですよ、未だ見えていませんよ」等グループで食べられる様に案内してくれたので、のんびり気分で食事時間を過ごせた。
オードブル
              枝豆スープ

 お口直し
 
            
デザート→
          
終わり近く迄食事をし、ゆっくりお喋りをしていた。よく話題が尽きないものだと我ながら感心。それでも未だ話し足りないと三階のサロンで続きを話したり。I子ちゃん、Aご夫妻も常に笑顔で、楽しい楽しいと言って下さって、ご一緒して良かったと安堵。勿論私も楽しくて仕方なかった。折角五年振りにご一緒出来たのだから良い時間を過ごしたい。

夜は三遊亭円福師匠の出航寄席がメインホールでスタートし、カラオケタイム、ダンスタイム(生演奏)カジノゲーム、映画、テレビシアター、ジム、リラクゼーションストレッチ等そして又お腹が空けばお美味しいお夜食が待っている(美味しいので食べたいけどお腹が空かない残念)。

  出航寄席 三遊亭円福師匠
時間はびっしり、お腹も空く暇がない程船内と言うのは乗船客を飽きさせない様に予定が組んである。

 生バンドでダンスを楽しんでいる人もいる。楽しそう~

初日は、船内を見学、ライブを聴きに行ったりゆっくり回った。カラオケは人気が無く、いつでも行けば歌える状況だけれど、何故か余り歌いたい気分にならない。
初日だからゆっくり休みましょう。部屋にバスタブが有るので大浴場に出かける必要も無く落着いた初日だった。
とってもゆったりした雰囲気なので、思っていたよりも、疲れない船内生活が送れそう。

☆ドレスコード(カジュアル・インフォーマル・フォーマル)インフォーマルは、一寸お出掛する時の様な雰囲気の洋服でOK。

ふじ丸・小笠原ラストクルーズ①

2013-06-27 | 旅行 見学

     ふじ丸
晴海埠頭出発
                             デッキで乾杯のシャンパン

ふじ丸・小笠原ラストクルーズ
楽しみしていた、久し振りのクルーズ。ラストクルーズと言うキャッチフレーズには、素早く反応してしまい、5年前のワールドクルーズの友達に連絡し参加する事にした。

当日は快晴でも雨でも無く丁度良い曇りだったので、東京・晴海港を出航するのも皆、甲板に出てシャンパンで乾杯をした。今でも懐かしいカラー紙テ―プが投げられ、ドラの音ジャーンジャーンと共に、ゆっくり離陸をし静かに小笠原に向かった。
五色テテープに見送られいざ出航!
                              お台場レインボーブリッジ
東京湾内は滑る様に進み、東京湾を出ると、漸く海の上を感じる程度の静かな船上。6階なのでエンジン音も全く聞こえない。
自分の部屋に戻って、再度部屋の確認。
先輩ご夫妻、私、盛岡I子ちゃんと部屋は三部屋並んでいたので、何かにつけて便利な事だった。
ツインの大きな部屋にリビングが付いているので、我が家より余程広く驚き、感激が治まらなかった。
  一番にする事はトランクの物を
                            全部ロッカー等に移し替える事から。

最近見かけなくなった花毛布(飾り毛布)が有って、最初から興奮してしまった。   

    

  
バス&トイレ付なので、マイペースでの生活の始まり。

 お茶セットも全て揃っていて、一日二回のお掃除が入るので、常に奇麗になっている、が余計自分で片付けをして置かないと恥ずかしいわけ
クル―は殆どはフィリピン人だった。皆さん本当に真面目で一生懸命働いていた。
私が今後、クルーズをするにしても、二度とこんなお部屋は頂けないと思う程、豪華で贅沢なサービスの数々。楽しい思い出を大事に作ろう。

まあ、世界クルーズで100日間、私を笑わせ続けてくれたI子ちゃんと一緒なので、大丈夫そうだわ。2013.6.25~

ふじ丸は南下中

2013-06-26 | 旅行 見学
避難訓練等しながらひたすら小笠原島へ向かって走行中。
 留守番花を置いていきます。

「大鹿村お花」
                      
ミヤマオダマキ
     

      

 皆お花の名前が有ると良いのに。

   

   

色は違ってもケシの仲間です→  

←ドウダンツツジ

    
 花名が調べきれない物はご免なさい。