昨日点数、勝率の話を書きました。
その話の続きと言うか、関連する話です
ネット碁に入会する時にどういう設定で申し込むのか・・・
要するに入会時は自己申告ですから、これは本人の自由
ですから、これはどういう判断基準でも良い
例えば町の碁会所でも、出入りしているコミュニティでの格付けでも・・・そう棋院○段と言う免状でのランクでなくても良い
そういう意味では誰かに教わって、その人以外の人とは殆ど実戦経験が無くて、入会に際してはその先生への置石で類推することもあるでしょう。
それはともかく大きく分けて高めに申請する人と逆に低めに申請する人がいるようです。
大相撲ならば、学生相撲で活躍した人などは「幕下付け出し」で、序の口、序二段、三段目などを省略することも可能です。
相撲の場合年6場所ですから、時間の節約として大いに意味のあることでしょう。
アマチュアのしかも私程度の棋力では
普段碁会所で○段で打っていれば申請も○段でいい訳だし、逆にかなり辛目のグループに入っていたり、先輩や指導者が辛かったりすると低目となるわけです。
私の場合は意識的に低めにした
これは「最初のうちは勝ち捲くって良い気持ちになりたい」などそこまで性格が悪いわけではありません。
公式戦みたいな手合いの経験が少ないので、世間相場みたいなものが分からなかったのが最大の理由です
ネットに入会した動機は、文壇の先生が囲碁について書いている本を読んだのがきっかけで、そこに書いてあることが頭に残っていたのです。
ローカルな碁会所のいつものメンバー以外の人とも打ってみたい・・・これは県大会とか全国大会レベルでは無いアマにとって一種の夢みたいなものです。
ネットが無かったら、「碁会所行脚」で全国を回らなくては出来ないことです
そして外国の人の碁にも触れられる
その本ではパンダに関してだったと思いますが、「ネット碁は碁会所などと比べると段級位が厳しいので、入会する時はいつも打っている碁会所の段より2つは下げる方が良いでしょう。いや3,4違うかも知れない」・・・そんなことが書いてありました。
ですから、そういう違いはありそうに感じたので2つ程度下げて申請した。
但し、その頃出入りしていた碁会所は、近くの碁会所の中では辛い方だった筈なので、『もしかしたら、そのままでもいいのではないか』とチラッと考えないでもなかったのですが(現実は1段差くらいに思いました)、『いや、入会早々負けっぱなしになったらカッコ悪い』という見栄坊な面が出ましたね。
「見栄坊」というのは面白い物で、「実際より高く見せたい」のも見栄なら「負けてばっかりいるのを見られたくない」のも見栄ですから複雑なもの
この辺りにも落語のネタになりそうなことが転がっていそうです
結果として今のネットでは入会時に比べたら、20点から30点上、今は25点上がったところをうろついている
では最初から今の点数になるように申請したらどうなったのか・・・このIFは分からない過去のことでもあるし
(当時は全国大会、県大会での実績のある人以外は入会時に上限規制があったから、ある意味では完全な自由ではなかったということもあるし・・・)
ともかく初めは勝てました・・・グラフにしたら急な坂道を登って高原に至るみたいな軌跡
但し、それは全体的に見ての印象で
初めの1局目は負けたのです。
初対局で緊張していた?
ネットの使い勝手に慣れていなかった?
いや弱かったのでしょう、ともかくデビュー戦は負けました。
この時は少し焦った
「これは文壇の先生の言った通りかもしれない」
「もしかしたらもう2つ下の方が良かったのか?」
ですから次に勝てたときはほっとしたし、嬉しかったですね
ところで、現在の入会既定では、初回登録の申請の上限がかなり緩和されたようです
それなりに問題はありそう
例えば、プロの先生に常先くらいで打てるアマは県代表クラスでしょう
こういう人が入会するに当たって低い段から始めるのはおかしい
と言って、自己申告とはいえかなり上の段から始めるのも
結局は点数制度ですから「落ち着くところへ落ち着く」と言ってしまえば、それも正しいのでしょう・・・
もっとおおらかに碁を楽しまなくてはいけないですね
勝敗の結果としての点数の上下で、そういうものも大事ですがやはり大本としての内容が重要<勿論、内容と結果は無関係ではないのだけれど>
もしも入会の時より30点下がったとしても1000局も打てばトータルで
485勝515敗で勝率は4割8分5厘、5割と大してかわらない
結局かったり負けたりになるだけですね
その話の続きと言うか、関連する話です
ネット碁に入会する時にどういう設定で申し込むのか・・・
要するに入会時は自己申告ですから、これは本人の自由
ですから、これはどういう判断基準でも良い
例えば町の碁会所でも、出入りしているコミュニティでの格付けでも・・・そう棋院○段と言う免状でのランクでなくても良い
そういう意味では誰かに教わって、その人以外の人とは殆ど実戦経験が無くて、入会に際してはその先生への置石で類推することもあるでしょう。
それはともかく大きく分けて高めに申請する人と逆に低めに申請する人がいるようです。
大相撲ならば、学生相撲で活躍した人などは「幕下付け出し」で、序の口、序二段、三段目などを省略することも可能です。
相撲の場合年6場所ですから、時間の節約として大いに意味のあることでしょう。
アマチュアのしかも私程度の棋力では
普段碁会所で○段で打っていれば申請も○段でいい訳だし、逆にかなり辛目のグループに入っていたり、先輩や指導者が辛かったりすると低目となるわけです。
私の場合は意識的に低めにした
これは「最初のうちは勝ち捲くって良い気持ちになりたい」などそこまで性格が悪いわけではありません。
公式戦みたいな手合いの経験が少ないので、世間相場みたいなものが分からなかったのが最大の理由です
ネットに入会した動機は、文壇の先生が囲碁について書いている本を読んだのがきっかけで、そこに書いてあることが頭に残っていたのです。
ローカルな碁会所のいつものメンバー以外の人とも打ってみたい・・・これは県大会とか全国大会レベルでは無いアマにとって一種の夢みたいなものです。
ネットが無かったら、「碁会所行脚」で全国を回らなくては出来ないことです
そして外国の人の碁にも触れられる
その本ではパンダに関してだったと思いますが、「ネット碁は碁会所などと比べると段級位が厳しいので、入会する時はいつも打っている碁会所の段より2つは下げる方が良いでしょう。いや3,4違うかも知れない」・・・そんなことが書いてありました。
ですから、そういう違いはありそうに感じたので2つ程度下げて申請した。
但し、その頃出入りしていた碁会所は、近くの碁会所の中では辛い方だった筈なので、『もしかしたら、そのままでもいいのではないか』とチラッと考えないでもなかったのですが(現実は1段差くらいに思いました)、『いや、入会早々負けっぱなしになったらカッコ悪い』という見栄坊な面が出ましたね。
「見栄坊」というのは面白い物で、「実際より高く見せたい」のも見栄なら「負けてばっかりいるのを見られたくない」のも見栄ですから複雑なもの
この辺りにも落語のネタになりそうなことが転がっていそうです
結果として今のネットでは入会時に比べたら、20点から30点上、今は25点上がったところをうろついている
では最初から今の点数になるように申請したらどうなったのか・・・このIFは分からない過去のことでもあるし
(当時は全国大会、県大会での実績のある人以外は入会時に上限規制があったから、ある意味では完全な自由ではなかったということもあるし・・・)
ともかく初めは勝てました・・・グラフにしたら急な坂道を登って高原に至るみたいな軌跡
但し、それは全体的に見ての印象で
初めの1局目は負けたのです。
初対局で緊張していた?
ネットの使い勝手に慣れていなかった?
いや弱かったのでしょう、ともかくデビュー戦は負けました。
この時は少し焦った
「これは文壇の先生の言った通りかもしれない」
「もしかしたらもう2つ下の方が良かったのか?」
ですから次に勝てたときはほっとしたし、嬉しかったですね
ところで、現在の入会既定では、初回登録の申請の上限がかなり緩和されたようです
それなりに問題はありそう
例えば、プロの先生に常先くらいで打てるアマは県代表クラスでしょう
こういう人が入会するに当たって低い段から始めるのはおかしい
と言って、自己申告とはいえかなり上の段から始めるのも
結局は点数制度ですから「落ち着くところへ落ち着く」と言ってしまえば、それも正しいのでしょう・・・
もっとおおらかに碁を楽しまなくてはいけないですね
勝敗の結果としての点数の上下で、そういうものも大事ですがやはり大本としての内容が重要<勿論、内容と結果は無関係ではないのだけれど>
もしも入会の時より30点下がったとしても1000局も打てばトータルで
485勝515敗で勝率は4割8分5厘、5割と大してかわらない
結局かったり負けたりになるだけですね