今の中国は“張子の虎”?":240205情報
中国が国際社会での影響力を増大してきた最大の武器は経済力であると言われています。しかし、経済成長の源泉=膨大な労働力、減少フェーズ突入で、「旧ソ連崩壊」再来の足音が近づいてきたと噂されだしました。実際、巨額の負債を抱える中国の不動産デベロッパー「中国恒大集団(China Evergrande Group)」の債務がデフォルトの危機に瀕しているようで、このままでは「リーマン・ショック再び」になるかもしれません。
そんな中国ですから、軍事大国と威勢をはっていても所詮は、「張り子の虎」なのかもしれません。中国の実情を細かくチェックしている台湾独立運動家に真相を語っていただきました。
今の中国は張子の虎になっています。張子の虎というのは、虚勢を張り、見かけだおしということです。
共産党軍はお金儲けがしたくて出世した人が多いです。軍拡により自分の地位が上がり、より儲かるこの現状を維持したいがために戦争を望んでいない人が多いのです。尖閣諸島に威嚇したとしても、本格的な戦争は起こらない可能性もあります。
中国軍内部もガタガタで、万が一戦争が起こっても、軍が習近平の思惑通りに動くことはまずないでしょう。一見強そうに見えても実際は弱い…、中共帝国はまさに「張子の虎」なのです。
「中共が崩壊したら大変なことになる」「台湾に協力したら日本が滅びる」これは中共のプロパガンダです。日本人は、まずこの事実を知り、中共の脅しに屈しないことが大切です。
■ 孫子の考えを受け継ぐ中国
しかし、日本人は過剰に戦争を怖がってしまう心理があります。平和ボケしすぎたのかもしれません。このような戦争を恐怖する心理は常に中国共産党によって利用されます。
例えば、日本では中国が軍事演習したら過剰に報道されがちですが、怖がってはいけません。中国が軍事演習するのは、実戦を見据えている訳ではなく、軍事演習自体が目的なのです。演習をして、他国を威嚇しているのです。
中国には「兵は詭道なり」という孫子の考えがあります。
相手をいかに騙して心理的に勝つかが中国の伝統的な戦い方なのです。これに日本は騙されてはいけません。戦争を過剰に恐れるのではなく、戦争が起きても大丈夫なように、軍隊を作り、準備をしておく必要があるのです。
■台湾が日本に期待すること
台湾人視点から、日本に期待する役割は以下の3つです。
1、台湾と堂々と連携すること。今までは中国を「刺激してはいけない」という心理が働いてできませんでしたが、中共が崩壊しようとしている今、安全保障、中共崩壊後の世界の構想も含めて政府・民間レベルで堂々と連携していくことが必要です。
2、世論戦を民間で行うこと。政治家や政府に期待する前に、民間レベルでも世論戦を行って中共に対抗していくことはできます。日本を通じて、アメリカの世論に呼びかけることで日米台の民間がともに行動を起こすことも可能になります。
3、日本のリベラルに言論作戦を促すこと。リベラル派には親中の人が多いですが、この理論は矛盾しています。リベラルは本来、自由・民主・人権を尊重するという立場にもかかわらず、支持している中共は、それらを全く尊重しない独裁政権だからです。
彼らはリベラル的な理想を持っているはずなのに現実の中国を見ようとしていません。こうした彼らの理論矛盾は常に提起しなければなりません。中国に関しては普遍的な問題ですから右派・左派の区別なく、共闘していくこともできるでしょう。
:お問い合わせ先 akaminekaz@gmail.com【コピペしてください】
FBは https://www.facebook.com/akaminekaz231206情報