イーロン・マスクをつぶしたい勢力 :240208情報
テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に関してさまざまな話題が飛び交っています。かつては、Twitter買収を巡る問題、宇宙ビジネスのスペースXの最新動向などで話題を集め、最近では、「違法薬物を常用か」という話や、米デラウェア州の裁判所から「マスク氏のテスラ報酬8兆円は無効」との判断を受けたりと何かと話題の中心にいます。
なお、最近の話題について、国際政治の専門家は「イーロン・マスクつぶし」と指摘していますので。解説をお願いしました。
イーロン・マスクが情報検閲空間に大きな風穴をあげて、Twitterを買って「X」という名前に変えました。「X」がアメリカのデモクラシー復活のためにも、大事な自由情報空間になっています。
しかし、これは今のバイデン政権や、それをサポートしている無国籍企業エスタブリッシュメントからすれば気に食わないわけです。そこを潰してやろうと企んで出てきたスキャンダルだと思います。そのスキャンダルに実態があると、イーロン・マスクが大きく失脚することにもなりかねません。そこは気をつけて見ていかないといけないと思います。彼が個人的に失脚すると「X」という情報自由空間がなくなってしまうということにもなりかねないのです。
1月6日のウォールストリートジャーナルは、「イーロン・マスクが違法薬物を常用しており、合成麻薬のLSDやコカインなどを使用していた」という関係者の話を載せていました。特に幻覚作用があり精神疾患の治療にも使われる麻酔薬のケタミンの接種を続けているという話が出ています。
ウォールストリートジャーナルは2023年の6月にも、イーロン・マスクのケタミン使用を報道していました。この記事の書き方を見ると、精神疾患の治療にも使われている麻酔薬のケタミンというものですから、精神疾患があるので医者に処方箋を書いてもらってやっている分には違法ではないのでしょうけど、これが実際どうなのかなということです。この辺りは非気になるところであります。彼は敵の多い人であるので、自由な情報空間をちゃんと守り抜けるのかどうか、これは11月の米大統領選挙に向けても非常に大きな要素です。
ウォールストリートジャーナルの記事を彼はもちろんそれを否定しました。しかし、本人の言論よりNASAの公式発表の方が一番効果ありだと思うのです。
これはどういう文脈かというと、イーロン・マスクの会社「スペースX」はNASAと大量の契約をしています。ただし、バイデン政権の罪でNASAが予算を切られてしまい、独自に大型ロケットを打ち上げるもことができなくなってしまったのです。大型ロケットの衛星打ち上げの施設とその設備を持っていないので、予算的にできなくなってしまっているということです。
それでイーロン・マスクの会社と契約して、衛星打ち上げをやってもらうようになっています。スペースXからするとNASAを非常に良いクライアントにしているということです。
NASAの1月11日の発表によると「イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業スペースXは、NASAが把握している限り、政府との契約を危険にさらし得るアルコールと薬物に対する職場規則に違反していない」という認識を示しました。
政府と契約しているスペースXのような会社は、従業員の抜き打ち検査をやって、違法ドラッグとかやっていないかどうかということを調査するそうです。これはイーロン・マスク氏自身も言っていたことですが、この約束を破れば契約違反で契約が消滅してしまいます。それはスペースXにとっても非常に大きな損害となるのです。
これは抜き打ちですから、いつやられてもおかしくありません。この企業トップも、そういう対象になっているということです。そこでNASAが公式の認識を示したということは非常に大きなことだと思います。イーロン・マスクの違法薬物疑惑は「これで晴れた」と言って良いのではないでしょうか。
なぜ、このようなことをするかというとイーロン・マスクがTwitterを買って「X」というものに変えて、言論の自由空間をインターネットの中にまた復活させてしまったからです。これはユニパーティーサイドや反トランプ陣営、あるいは無国籍企業エスタブリッシュメントからすると「許せない」ということになります。
自分たちがインターネットの分野でも全体主義的なコントロールを統制する、情報検閲を実施する、情報統制できると思っていたらできなくなってしまいました。だから「イーロン・マスクは憎い奴だ」とされて、こいつを叩き落とせということになります。
これはトランプ陣営にとっても「X」というのは非常に重要な情報ツール、情報の武器に今またなっているわけです。そこで「こんなやつは潰してしまえ!」ということでエスタブリッシュメントサイドを代表してウォールストリートジャーナルがそういう記事をまず出したのではないかと思います。
去年の6月にもマスク氏の薬物疑惑について、ウォールストリートジャーナルは報道していました、こういう非常に良い政治的な攻撃だったのではないかということです。このNASAの公式声明でマスク氏の違法薬物疑惑というのは一応晴れたと考えて良いのではないでしょうか。
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