赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

朝鮮民族の誇りと国際社会 current topics(297)

2018-02-08 10:26:52 | 政治見解




current topics(297):朝鮮民族の誇りと国際社会



南の冬季五輪と北の軍事パレードには共通した意味があるようです。
朝鮮半島の情勢に詳しい識者から解説を頂きました。


明日に迫った平昌オリンピックは韓国の国民にとっては大変な誇りであり、
自国での開催は国際的にも名誉ある出来事だと認識しています。

同時期に北朝鮮では大規模な軍事パレードが行われます。

国際通念では北朝鮮によるオリンピック直前の示威行動は、
いかにもオリンピック精神に反するものなので、
それを容認している韓国政府は明らかに矛盾した姿勢をとっています。

ところが、韓国にとっては決して相反することではなく自己矛盾を感じていません。
国家間での約束事や国連決議など国際間での約束事も簡単に反故にするのはそのためです。

実はこの精神傾向は韓国のみならず北朝鮮も同じです。

また、韓国政府や多くの韓国人は、北朝鮮による核開発やミサイル発射を
「我が民族の誇り」と受け止めています。

実は朝鮮半島で開催されるオリンピックは朝鮮民族全体の誇りであり名誉なのです。

朝鮮半島以外の国々では違和感を感じることですが、彼らにとっては朝鮮半島全体の祭典であり、
北朝鮮による軍事パレードは当然の祝賀行事なのです。

しかし、こうした朝鮮民族の行動は、世界の国々からの信用を著しく損なうことになります。
政治的孤立や経済的孤立が今まで以上に加速するのではないでしょうか。

何はともあれ平昌オリンピックが大きな事故や、大会に支障が生じる問題が発生せずに
閉会を迎えることができるよう願っています。





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