コラム(212):辻元問題に潜む民進党の事情
公開された安倍昭恵夫人と籠池夫人のメールの一部を民進党が否定するという異例の展開をみせています。
問題の箇所は、籠池夫人の「辻元清美が(塚本)幼稚園に侵入しかけ 私達を怒らせようとしました嘘の証言した男は辻本と仲良しの関西生コンの人間」とその一連のメールです。
これに対して民進党は「そもそも辻元議員は塚本幼稚園の敷地近くにも接近していない」、
また「(嘘の証言をした男については)まったくの事実無根」とした上で
「メディア各位におかれては、このような誤った内容を拡散しないよう強く求めます」と要請しました。
この要請に従い、当初全文を掲載していた毎日新聞デジタルサイトはこの関連部分を削除しました。
実は、民進党や辻元氏が気にしているのは「嘘の証言をした男・・・関西生コンの人間」の部分で、
これを全否定するために前提条件となる「幼稚園には行っていなかった」と話を持っていきたかったようです。
辻元氏のバックボーン
問題の焦点である関西生コンとは、「連帯ユニオン関西地区生コン支部」を指します。
もともとは日本共産党の直系の戦闘的な集団でしたが、共産党と決別後、階級的労働運動の旗を掲げ、日本労働党などとの連携を通して、沖縄反基地闘争、慰安婦支援団体への協力、北朝鮮支持などを続けている過激なテロ集団です。また、辻元氏とは深い関係にあり、辻元氏を支援する機動部隊でもあります。
民進党の正体
民進党は、枝野幸男氏のテロ集団「革マル派」からの資金カンパ受領事実に続き、今回はテロ集団「連帯ユニオン関西生コン」と辻元氏との関係が明るみになりました。辻元氏は関西生コンの構成員を使い違法行為をさせていたのです。
つまり、今回のメール公開によって、民進党が過激派テロ組織と深い関係にある政党であることが再確認されたのです。
したがって、民進党は党を挙げてこの問題を隠ぺいしようとしています。
東京五輪を前に、法整備が急がれている「テロ等準備罪」を新設するための「組織犯罪処罰法案」に、なりふり構わず反対している民進党や共産党、一部メディアにはこうした事情があるのです。
法案が通ることで国民の安全度は確実に高まることになります。
しかし、民進党や共産党、あるいは彼らを支持する左翼メディアにとっては、自分たちが犯罪者になることをことさら警戒しているのです。
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