赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

朝日新聞はイエロー・ジャーナリズム current topics(231)

2017-02-10 14:07:02 | 政治見解



current topics(231):
朝日新聞はイエロー・ジャーナリズム



朝日新聞、2月10日の朝刊は異常でした。

一面トップは「荒れる国会」(地域によっては「炎上国会」)の大見出しで
「閣僚答弁乱れ 辞任要求続々」となっています。

その直下の「ファクト チェック」で、安倍総理の顔写真を掲載し、
顔の左上に「誤り」と赤丸スタンプを押しています。(上記画像ご参照)

なお、「日米首脳会談 あす会談」の見出しと記事は左上にありますが、記事の順位は3番目の扱いです。


ちなみに読売新聞は、一面トップは
「『尖閣に安保』共同文書へ」の大見出しのもと「あす日米首脳会談」、「最終調整 中国けん制前面」、
「『南シナ海』懸念も明記」となっています。

国会については四面に「防衛相・法相守勢続き」として取り上げています。


二紙を比較すると、朝日新聞は現在最重要の対米外交よりも、国会内の瑣末な議論を取り上げています。
共産党の機関紙同様、倒閣運動が盛り上がっているかのような印象を読者に与えています。

また、総理の顔写真の上に「誤り」のスタンプを押した「ファクト チェック」で、
「内容は本当か」という疑義を投げかけ、
自分たちの主張に沿わない政治家の発言をわざわざ切り取って、批判を加えています。

先日、民進党の議員が予算委員会で朝日新聞記事を使い安倍総理を追及した際、
総理が、「吉田調書ねつ造報道」を引き合いに朝日新聞を否定したので、意趣返しのつもりの可能性があります。


朝日新聞は慰安婦ねつ造報道以来、世の中の信頼を失い、発行部数が極端に減少しています。
情報では、「実売は40万部」と言うほどの低迷状態で、経営的には限界に達しています。

そのため事実報道よりも偏向記事や扇情的な記事を売り物とするイエロー・ジャーナリズムに堕しています。


また、このところyahooニュース(トップ画面)で
朝日新聞デジタル記事のコメント記入欄が削除されていました。

ところが、昨日復活したので疑問に思っていたところ、以下のような情報が寄せられました。

朝日新聞デジタルと毎日新聞社は、従来から自社に対する批判コメントが多すぎたので、
ニュースのコメント欄を設置しないなどの対応をしていましたが、
ユーザーからクレームがあったため慌てて元に戻しました。


一方的に発信する偏向報道に責任を取らない体質が改めて浮き彫りになったようです。





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