

ご縁があって、清瀬市にある児童養護施設「子どもの家」に
視察に行ってきました。
早川施設長!

施設に入らざるを得なかった子ども達を「しあわせ」に
「支える」ことにとても熱意ある方。
早川さんがこの施設に来るまでは、とても荒れていた施設だったそうです。
現在は地域の中に溶け込み、
子ども達もすくすくと育っている、安定して生活している様子が
わかりました。
職員も短期で、退職していた(せざるを得ない状況に陥って)のが
現在は、みな、定着し、子ども達のケアとフォローにあたって
います。
「子どもの家
はいちはやく、小規模グループホームのかたちをとり、
3棟の施設を5つのホームにわけ、基本的に「個室」。
子ども達のプライベートも尊重されています。
「果たしてそれがよいのか?考えることもあります。
子どもの様子が、個室だと把握しにくいところがあるんですよね・・・」
これは普通の家庭でも、よく聞く話し。
児童養護施設で育つ子どもたちには、高等教育への進学が著しく低い、
「施設で育った」という偏見との戦い、また、
自立した後の課題などなど、課題がたくさんあります。
また、最近は施設間の格差もあるそうです。。。
「普通の家庭で育つこども」がいかに幸せで恵まれているのか・・・
当たり前の生活を享受できる、子どもにもたくさん、課題や心配は
あるのですが、だからこそ「子どものしあわせ」を
あらためて深く考えてしまいます。
その思いで、ゆとろぎへ。
「子どもフェスティバル」のプログラムの一つに今年度開催した「伝統文化子ども教室」の
日本舞踊の発表があったのです。
山藤先生からご招待いただき、楽しみに。

15回のお稽古で、子ども達が歌舞伎踊りからはじまり、
見事に日本舞踊を舞いました。

フェスティバルに参加している子ども、そして施設にいる子ども、
みな同じです。
こどものしあわせ。
本当に、本当に大事なこと。