原子力推進派は 限りある資源=原油を使わないし、クリーンで地球にやさしい発電だと
言いますが、震災の後に声高にいわれていた「電力不足」は 起きていない。
皆が震災後に行った「省エネ」でも実務に大きな障害はおきなかったし、起きていない
たぶんそのころにブログを書いていたかもしれないが、日本が経験した電力にかかわる大きな
話題というのは 「オイルショック」である。その当時の試算によればもう原油はなくなっている
はずだが、限りある資源という意識が高まり、街のネオンも消えたことがある。
そのころの限りある資源という意識はとうのいてしまったのが残念だ。
ちなみにこれだけ原子力発電が止まっていても、ある意味無駄な照明の数が減ったので
再稼働しなくても よいのではないか?問題は 地球環境への貢献度だが、いわゆる先進国が
CO2規制をするのも大事だが いわゆる途上国への借款などによる先端的な発電を
援助したほうが 地球規模で考えれば即効性があるということでもある。
そういえば なぜだか知らないが かつての顧問弁護士をしていた人が、
原子力安全委員会の委員の一人だという偶然なことがあった。世の中やはり狭いのだ