二人を殺した殺人犯で 判例主義の裁判官がよく使う「永山判例」の
基準になった人。この人はいわゆる学がなくて犯行におよんだのだ。
この死刑囚は、皮肉なことに裁判~確定そして執行までの間に、本を読み
勉強をし続けて 自分の短絡的行動を深く反省しさらに学ぶことが楽しいという
こと、知識を得ることでさらに深まる、悔悛の意識、遺族への謝罪の念を
真摯に悔い改めて一冊の本を残した 題名は「無知の涙」
彼は模範囚中の模範囚であり、罪は許されぬが「悔い改めた」と誰もが
認めていたのだ。極刑でいいのかと世論や法曹界からも減刑の声があった
こういう模範囚ほどはやく死刑になる。もちろん法律に乗っ取ってだが
ほかにも似たようなケースは多々ある。
ーしかし 無知は罪ですか? と聞かれれば 勿論そうである