戦後70年の今年は通年よりも戦争に関する番組が多かった。
しかし、物心がついていて実際に出兵した人は、簡単に考えただけで90歳近くになる。
本気で戦争の記録を残そうとお思えば、一般市民でも何でも証言を動画としてどんどん保存するべきでは
ないか?70年経った「今だから話せる」というのではなくて、たとえばアメリカの公文書の
非開示期限が50年つまり半世紀経てば、大抵の資料は公開して良い事になっているので
「不戦の為の証言」を集めるべきであると、そしてそれはNHKがアーカイブするべきだと思う
例えば「特攻で生き残った事は恥」だという考えが軍人には強い。
しかし、考え方を変えてみれば「一回の特攻で飛行機を駄目にするならば」
可能な限り戻ってきて 相手に何度も攻撃することが合理的だと説明したらどうだろうか?
話しやすい環境を考えて話してもらうことができていないのかもしれない。
記憶が多ければ多いほどそれが集まることで「記録」になり「記憶の連鎖」が新しい事実を
浮き彫りにする事も在るかもしれない。
何度も書いているが特攻機が突っ込む時に「天皇陛下万歳」と叫んだというのは
殆どない話で「おかあちゃん」が一番多かったとある。
アメリカが日本を占領して行ったことは「マッカーサーと天皇」のツーショット写真を公開した
心理作戦である。現人神(あらひとがみ)はまるで子供のように小さい。
人間宣言をさせて みかど は象徴天皇として残したが、その処遇をめぐりアメリカ内部
でも論争があったそうだがマッカーサーが、存続させたという話がある。ただし、本来は
天皇の命令でごいた日本であり、天皇を残す代わりにいわゆるA 級戦犯が在る意味
責任をかぶったとも言われている。確か、東條英機の孫とかが独房で書いた手紙などを
もっていたような気が・・・・。