３億円強奪事件の闇

とうとう犯人検挙に至らなかった白バイを使った３億円強奪事件。法的には刑事民事共に時効なので、私がやりましたと云えるのだがそれは犯人が生きていればの話。遺留品だらけの事件ですぐに見つかるだろうと考えられていたが、とうの昔に時効となった。
白バイに似せたバイクで、給料を載せた車を、爆発物が仕掛けられているとの通報があったと止めさせ、車の底部に発煙筒を炊いて爆発物があったと、乗っていた人間に避難を命じそのまま車を強奪した。別の場所で現金のはいったジュラルミンを移し替え逃走したのである。雨と言う天候が犯人に味方し、また当時のモンタージュもヘルメットを被ったものでそのモンタージュがこれまた犯人に味方したと後年いわれたのだが３億円はかなりの札束と重量があり共犯説などもでたが、大量の遺留品決定打に欠き詰めの段階で皆壁にぶつかっていった。
私は確か小学生の頃の事件だが、様々な作家が事件について推理したのでなんだか見ていたように浮かんでくる。ところで、犯人は近所に住む警察幹部の息子だというのが定説となったが当事者は自殺してしまっている。少なくとも３人の作家が？とつけるが同じ結論に至っている。
時は流れもしかしたら、府中市で家を買った人の庭先に３億円埋まっているかもしれない。
違う事件だったかもしれないが、情報提供を求めるために紙幣の番号を一部公開した為余計に犯人が使わなかったような・・？？？じゃなければ、給料なので帯封だけで番号はばらばらだったのかだけれど。