ペイントで書いてみたが、おんぼろスタジオの一番オーソドックスなライティング関係がこんな感じです。全てが
これではないというか、大量撮影時に使う固定ライトを書いてみた。
余りにも平凡なのだが、基本的にはメインライト上下2段(上のライトバンクには倍チューブのストロボヘッド)と
スカイライトだけで十分なのだ。上下2段のメインライトがなぜ二段なのかといえば、ライトバンクがひとつだと
どうしても腰から下が光量が落ちるので、ということなのだ。メインはなるべく高い位置に持ち上げるので、狭いがゆえに
バストアップは良いとしても、そういう訳があった。
何だかんだ言って平凡すぎると思うでしょう。一番平凡なのを書いたんだもの。
ちなみに、被写体の上のスカイはバックに当たらないようにライトカットしてあり、オーバハングのスカイは
グリッドを入れてある。同じくメインもバックに当たらないように、ライトカットしてあるのが、みそかもしれない。
唯一おんぼろスタジオでも引きは8~9mあったので、いわゆる中望遠でナチュナルに、かつ絞りをあまり絞らない
ということが、ひとつの方法で、もしくは足が長く写るように広角で低い位置から写すこともある。
気分次第でかなりの変化をさせるのだが、 この図でいくと、上からのライトとバックのライトを分離することが
大事で、それが被写体と背景との間の空気感に役立つのだ。