今日でもう2年になる。
今は天国で20年の疲れをゆっくりと休めていることだろう。
出会いと別れは陰陽だ。まだ、書き半端なことは沢山あるが、不思議なのはなぜ逝く日が判ってしまうのか?ということだ。
二年前の今日は朝から、よく子供の時にしてあげていたようにチョッキの中に潜り込ませていた。
明らかな異変をーどこがどうというのではなくー感じていた。もっとも、看病をはじめて3ヶ月経っていたのだが。
降りたいというので下ろすと、意識朦朧ふらふらしながら私のベットにいきいつものように寝るのかと思いきや、今度はお風呂場に向かって歩き出した。
止めるべきだったのかもしれないが、自分の意志で歩もうとしているので、後をついて行った。案の定気力で動いたせいで、途中で倒れた。慌てて抱き上げたがお風呂にいくという美優の意志が判ったので、足早に連れて行きかつてのように大好きな風呂蓋に下ろしてあげたが、いつもの指定席に行こうとして再び倒れた。もうこれ以上は無理だからと再び抱き上げていた。私と風呂にはいるのが大好きだったが、私は心のどこかに自分の勝手で風呂に連れて行っているだけかもしれないという思いもあったのだが美優自らの意志でお風呂に来ていたのだと、はからずも判った次第だ。 胸がつぶれそうだったががんばっている美優を応援しなければならない。
そう心で決めたのだが、 つづく
今は天国で20年の疲れをゆっくりと休めていることだろう。
出会いと別れは陰陽だ。まだ、書き半端なことは沢山あるが、不思議なのはなぜ逝く日が判ってしまうのか?ということだ。
二年前の今日は朝から、よく子供の時にしてあげていたようにチョッキの中に潜り込ませていた。
明らかな異変をーどこがどうというのではなくー感じていた。もっとも、看病をはじめて3ヶ月経っていたのだが。
降りたいというので下ろすと、意識朦朧ふらふらしながら私のベットにいきいつものように寝るのかと思いきや、今度はお風呂場に向かって歩き出した。
止めるべきだったのかもしれないが、自分の意志で歩もうとしているので、後をついて行った。案の定気力で動いたせいで、途中で倒れた。慌てて抱き上げたがお風呂にいくという美優の意志が判ったので、足早に連れて行きかつてのように大好きな風呂蓋に下ろしてあげたが、いつもの指定席に行こうとして再び倒れた。もうこれ以上は無理だからと再び抱き上げていた。私と風呂にはいるのが大好きだったが、私は心のどこかに自分の勝手で風呂に連れて行っているだけかもしれないという思いもあったのだが美優自らの意志でお風呂に来ていたのだと、はからずも判った次第だ。 胸がつぶれそうだったががんばっている美優を応援しなければならない。
そう心で決めたのだが、 つづく