ホンダのウイングという400ccのバイクで世界初(何だか好きなんですねこれ)の
水冷横置きエンジンとシャフトで動力を後輪に伝えるという
仕組みが初の試みだったそうだ。
横置きエンジンというのはエンジンが左右にはみ出している状態で
重さは200kg あって当時の750ccと同じ重さだった。
納品された日に すぐにコケた。バイクはコケるものだとはいえ
横にエンジンが出ているために、こけているとえらいことになるので
カッコ悪いがエンジンを守る金属製のバーを購入した。
水冷だから 音が静かなのも特徴だった。実は大学受験の時
このバイクで会場に行ったことがある。生産台数が少ないせいか
白バイなどに呼び止められて珍しいバイクですねと言われたこともある。
偶然松田優作もこのバイクに乗っていたのだ。
優作みたいに足の長さが90cmもあれば、足は楽にとどくが
私は短足なので、仕方なく 少しあんこ抜きをした。
最終的にフルカウリングにして、一文字のハンドルにしたりした。
2本出しのマフラーも1本にして バザードランプが付くように改造した
水冷だから、富士山に登り始めると、温度が冷えすぎて
エンジンが止まってしまったなぁ~