日航機が御巣鷹山に墜落した事故がある。この時の惨状は熟練した報道陣さえ目を背けた程の現場だった。
細かい描写は書けるが書かない。それ程の地獄絵図だったのだ。しかし、唯一の生存者がいた事は
奇跡として報道され、少女が救助ヘリで吊り上げられる場面は放送できたのだ。
しかし、マスコミが不味いゴミといわれるように、この少女への過熱した報道があった。ちなみにこの少女の家族
は犠牲者となっていることは承知の上であるのにだ。
なので、この少女はさらなる苦痛を受けるはめとなり、その結果「一切マスコミとは関わりたくない」との
強い要望をだしてようやくマスコミのえげつない取材から逃れたのだ。
しかし、その映像を上記の題名の元で再び予告編でオンエアしているので苦々しい気分になった。
この事故は歴史からは外せない事は確かだが、「嫌だ」という少女の願いは時を経て再び無視されるのだろうか
後日かなりの時間が過ぎて「看護師」を目指したと聞いたことはあるが、本人が了承したものであるかが
大きな問題となるのではないか??事故から約20年位経っていると思うが、人権より報道は優位性がある訳は
ないはすである。