過去の犯罪では犯人の勝手な理屈ばかりだったにせよ人を殺める何かしらの「動機」があった。
私は昭和の犯罪史のなかで「メッカ殺人事件」が動機なき殺人の先駆であると書いたのだが、
例えば「秋葉原連続殺傷事件」にしても、身勝手ながら動機はあったのだが、最近見聞きする事件には
なぜ殺さなければならないのか?動機が全く不明の事件が多いように思う。
人の命は、食用の豚や牛と同じように扱われているのではないかとさえ思うのだ。
女子高校生不明事件では、多分犯人が別件で逮捕されたような、猥褻を目的で拒絶されたから殺したのでは?
とも推察はできるが、今のところ動機は不明である。
ただ、5月4日という日にちが大きなキーワードになるのではないかと推測する。なぜなら4日から連休となり
学校は休みだから女子高生が通学しないとしても、事件化しにくいと犯人が計画したのではないかと思うからだ。
近所のコンビニの裏手に自転車を止めたということは、もしかしたら犯人の目的とは異なり、ドライブでもして
その日のうちに帰宅する意図があったのだろう。
一番ありがちな推測は、やはり犯人と女子高生の意図がずれているとわかったときに、悲劇が起きたという線では
ないか?
それにしても、こういう性犯罪者は何度でも繰り返して犯行を行なう傾向が強いとかねてから指摘されている。
アメリカでも州によるが、性犯罪者が居住しているところを周辺に告知していたりする。
日本では、まだなんの手立てもとられていないが、この際過疎の限界集落で人がいないところに、
そういう犯罪者を住まわせるというのはどうだろう?