その頃結成されたバンド(当時はハードロックを聞くのは不良という世間の目があった)がそれはともかくとしても
2013年現在も現役で活動しているバンドが多いのである。
だから結成20,30年記念などが特別な事ではないようだ。今の時代ユーチューブで動画を簡単に探せるので
同じバンドの聞き比べは勿論、風貌の変化なども見れるので、音だけではなくそういう楽しみ方もある。
ユーチューブがなければ知らないままだったバンドでいくつかはまっているバンドがある。
ひとつは「メタリカ」と言うバンドだ。1991年にモスクワで50万人~100万人規模ののライブ(これは幾らなんでもねぇ)の
動画を見つけて以来気に入っているのだが、オープニングに映し出されたはるか彼方までの人、人、人や、
低空を飛ぶヘリコプターにただならぬやらせ感をはじめてみた時には感じたが、全て実写だったのである。
ちなみにこのバンドのドラマーはその当時は髪を伸ばしていたが現在ははげてしまった。
それと電動式のバスドラを使っているようでオリオンライブには踏んでいないのにバスドラを叩く装置が動いている画像が
ちらりと見えるのである。歳をとるととったなりにアレンジをしなければ、体力的に・・・・というのがあると思うが
このバンドは歳をとるごとに磨きがかかってきてきれあじはもちろん、未だに進歩している感じである。
もうひとつは「メガデス」というバンドだ。ちょっと政治を皮肉った歌詞があるのだが、それ別にしてこのバンドのドラマーが
凄い。ツインのバスドラを超高速に連打し1時間30分のライブをこなしてしまう。
このバンドはドラムはテンポを刻むものではなく歌と連動している感じだ。だからかどうか、最初に聞いたときに
ヴォーカルはともかくとして曲が始ると、ギターの音がドラムの音に消される状態で、日本ではまず考えられない
状態だ。とういうのは、PAで調整してしまうからである。
なんだかんだと言ってもやはり日本人は体力体格的にロックはほんばにはかなわないなぁと思う。