今世の際で 自分の人生のウィークポイントが走馬燈のように脳裏に浮かぶと
臨死体験ではよく言われているが、同様の事を体験したことがある。
自分の生涯の中で 良い場面が浮かぶのかと思っていたら、なんでこんなのが
というのばかりだった。なにか薄れゆく意識の中でこんなのはいやだぁーと
なんでこんなというよりこんなの見たことないしー。
でどれくらいたったのか 何やらうるさい雑音が聞こえてきて、
おらは死んじまっただーなのか やっぱり素行不良で天国には行けなかったんだ
とおもったら、体の血液が動き出す感覚がして 雑音が人間の声に聞こえて
きて目を開けたら 必死に呼びかけている知らないおっちゃんがいた。
これを臨死というべきかどうか微妙だけれど きれいな花園は見なかったので
本当の最後はきっと地獄逝きなんだろうね。