昔は カメラメーカーそれぞれのレンズの描写を簡単にこのように位置づけていた
ニコン 潜水艦の潜望鏡から始まったのがニコン。Aiレンズは、カリッとした描写だ
オリンパス ニコンのような感じのレンズ描写で、内視鏡などの医療機器を手がけているので、
きっちりと描写する ズイコーレンズ
キャノン 観音が語源のメーカーだが、FDレンズはちょっとくせのあるレンズで、イオス発売と共に
キャノンでシステムを揃えていた人はEFレンズという新規格になり利用できなくなった
ボケ味は、あまり良くないしピントが甘い感じの描写である
ミノルタ 全体的に柔らかい描写をするレンズ。篠山紀信氏が好んで使っていた
なお、世界初のオートフォーカスという仕組みを作ったのはミノルタだった
コンタックス 階調表現がやはり日本のメーカーでは真似ができなかったし、空気感があるレンズだ
リコーとペンタックス 一応一眼レフを作っていたのではある。そこそこのレンズだと思うが
知識不足でよくわからない
肝心なフジのレンズの話が抜けていた。
フジフィルムというと、写ルンです的な安易なものを想像しがちだが、実は大判レンズ 中盤レンズ
などを作っていて、それらの分野では一目置かれるレンズを手がけているのだ。
個人的にもフジノンの描写は好きで、「硬くないけどあまくない」描写がなかなか良いのだ。
もちろんレンズの種類によっては、例えばハッセルブラッドについてくるプラナー80mm的な
駄目レンズもあるのだが、平均すればなかなか良い描写をするのだ。
大判レンズ~プリンター用のレンズまでとりあえず1セットは揃えたくらい気に入っているのだが
今は売っているのかどうか定かではない。