色の温度はケルビン温度ともいわれている。これを言葉で説明するのはややこしすぎ
なのですが、ディライトフィルム 過去のフィルム時代に意識して使ってはいない
と思いますが 晴天の太陽光でお昼頃の色温度で発色が良い物なのです。
おおむね5500Kこれが基本的な色の温度です。それを基準にして色温度が高いと
寒色系に(青みを帯び)低いと(黄赤みを帯びます)朝日と夕日で同じ太陽でも
色が違うのはこのせいでもあります。それ以外に例えば発表会の写真が黄赤味を
帯びるのは照明の温度が、タングステンだからです。タングステンとは電球の
あかりを指します。この黄赤味というのは、暖色系といわれ、人間は 温かみを
を感じるのです。ただ、あまり強いのはフォーカスが崩れて見える。
一方で色温度が高いと寒色(青み)がでます。基本的には青みを帯びたものは
人間はあまり好きではない。しかし 絵柄によっては寒い感じを強調できるのです
今の電脳カメラには ホワイトバランスというのが付いているはずで、オートで
発色がディライトに近いように調整してくれています。
ホワイトバランスという言葉がなければ、電灯モードとか日中モードなんていう
表記もあるかと思います。これについては、あまり意識する人はいないけれど、
展覧会等で 絵画などを写したら 見た感じとちがうのは、たいてい照明が
タングステンだからです。今は撮影後に補正できる時代です。画像編集ソフトが
ある人は 濃度とかを補正すると思うのですが、YMCとかBGR光の3原色で
写した写真を適当にいじってみればわかると思います。
ロケ番組などで 屋外から店内に入る時に一瞬ノイズっぽくなるのは、ホワイト
バランスを屋外から屋内に切り替えるためです。