杖の生活 20日目
このところ どうも杖歩行がうまくいかない。
うまくいかないという表現が適切なのかわからないが、ぎくしゃくしている
といえばいいのか、お年寄りよりもゆっくり歩いているのに、やたらと
杖に重心がのってしまい結果的に杖を持つ手が震える、そんな感じだ。
杖のおかげで 右側の足は楽になったが、反対の足が痛くなってきた。
あくまでも 本当に補助的に使っていたはずなのに、慣れてきたから
今度から少し速度を上げてみようと思った。
そうしないと 杖なしでの生活ができなくなりそうでちょっとこわいかも。
といいながらも、杖を病院で買えるのはそれなりに理由が必要で
欲しいと言ってもドクターが必要性をかんじなければ、自己資金で
買い求めることになるのだ。杖などを総じて医者は装具と呼ぶ。
その装具が 必要だと言われない限りは自腹で買う。そうしたら
それなりにちゃんとした杖は1万円程度する。でも、杖で歩きたくない
時は 自分で買ったものなので 利用するしないは自由なのだ。
今頃になって 杖は面倒だなんて思っても装具である以上 杖生活から
離れることはできない。昼間は比較的大丈夫なのだが 夕方から夜にかけて
やはり右足の感覚がなくなるというか、椅子に座っていても鈍痛を感じる
のは変わらない。