昨日4件の強盗致死をはたらいた男が獄中死した。最後のマブチモーター宅が2003年だから
裁判などを経て刑が確定したのもいつだか不明だが、今年は平成29年だから概ね20年の間
死刑の執行を待っていたことになる。今の日本では年に数人程度の執行しかされないが、
それでも毎朝執行官が呼びに来る恐怖と闘わなければならない。死刑囚は独居房だが、執行される
人の声や連れて行かれる姿を見聞きしている可能性が高い。犯罪者だから,人を殺したから・・当然の
報いだといえばそうなのだが、本来は死刑確定後90日?か60日以内に執行することとされている。
他人を殺めたにしても 確定したら今度は無意味に伸ばすのは前述したような恐怖を味合わせる
からだそうだ。本来なら124人も死刑確定囚がいることは、死刑が抑止力には成り難いというような
ものだ。数十年も獄中でとなると もしかしたら逆に国を相手取って裁判できそうな・・・。
アムスティが指摘するように死刑とりわけ日本方式は世界でも少ない残虐な方法だ。
そうはいうものの 終身刑 とか懲役250年というアメリカのようなかたちにもならず。
懲役250年というのを初めて聞いた時冗談だと思ったが、要するに例えば恩赦があろうが、
模範囚で減刑されようが とりあえず生涯を獄中で過ごすということだった