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常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

〓私しか知らない殺人事件

2012年11月04日 17時49分36秒 | 死よりも遠くへ
書式が整っていれば役所は受理を拒否する理由はないのが婚姻届けである。
 それに確か24時間受付であったはずだ。
私がKに会ったのは18時過ぎでそのまま帰宅して異変にみまわれたと仮定すれば、店を閉めて奥さんが帰宅したのが19時過ぎ。後は密室だから想像しかできないが、少なくとも救急要請をしなかった事は確かで本来は罪になるがまぁ立証困難だ。
もし虫の息があったとしてもそれを横目で放置したに違いないのだが・・。
早朝の電話をはしょってしまったが正確には
「○×さんKKです」なのだが、○×という名前には聞き覚えがなかったので、「はい?」と聞き返したら間違えに気づき電話を切ったのだった。
Kの奥さんは運転免許を持っていない。
もしかしたら、偽装工作を○×は知ってか知らずか引き受けたのだろう。
なぜなら空白の一日にも店を普通に開けていたからだ。おおむね10時に開店するらしいので、それに間に合うように何かをしたなら8時前後から10時迄の間であり公共交通のない自宅や店から移動するとしたら車かタクシーしかないタクシーをよべば記録が残る。よって○×なる人物を利用したのかもしれない。 もし仮に病院に行きたければあの電話で私に頼むこともできたはずだから、不信感を払拭できないままなのだ。
しかし状況証拠ばかりだし、異を唱えたところで、確たる証拠はない以上黙っているしかないのが残念だ あっという間に骨になったKだがその翌日には、遠い親戚に持たせたそうだ。 店は平常通り開け続けていたらしい。そう友人は教えてくれたが「なんだかKさんがうかばれない感じだわ、と奥さんに関するいろいろな悪口をひとしきり話をしたあとにKさんも病院にちゃんとかかれば良かったのにねぇ」と結論づけた 私はKには悪いが仕事が立て込んでいたので疑念は消えなかったが2週間以上いつもの仕事に忙殺される日々に戻った。
そしてそのまま忘れかけていた。
世の中は疑えばきりがないが、例え人が死んでも空は青く人々の生活も変わらない。それが日常というものなのだとつくづく思った (続く)

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