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特別展『きもの KIMONO』 ※8月23日(日)まで 事前予約制(日時指定券)
トーハクの「きもの」展に行った。
鎌倉時代から現代に至るまで、和服の形やデザインの変遷がよくわかる展覧会。
ま、正直なところ鎌倉時代は最初の1点のみで着物って感じじゃなかったし、
安土桃山時代も屏風などに描かれた絵画から当時の風俗を紹介したりと
いろいろと苦しい(?)トコもあった。
でも、織田信長が羽織っていたかもしれない陣羽織は感動したなぁ。
(どこぞの家臣に下賜されて、そこか江戸時代まで続く大名家として存続したから、今に遺ったという貴重さ。
最初は女性の着物。
やはり、江戸時代に入ってからがよく遺っている。
トーハクの本館でも常設展で着物はよく見かけるけど、
衣紋かけにかけて広げた背中側からしか拝見できない。
尾形光琳デザインの振袖が感動もの。
今回は四面ケースに入っていたので、背面からのに加えて正面からも拝見できた。
正面からも素敵! これを身に着けた姿、ぜひ拝見したい。
見返り美人図もそこに並んでいて、リアルな着物とリアルをよく表現した二次元の人物像のどちらも鑑賞できたのはよかった。
明治以降の和服のラインナップもよかったなぁ。より身近で。
特に大正時代から昭和初期にかけての上州で生産された銘仙の数々も。
一堂にあんなに鑑賞できたなのは初めて。まるで和服のファッションショーに来たみたいで楽しかった。
展示替えが結構あるようで、全部鑑賞できなかったのは残念だったけどね。
でも、3密避けてじっくり鑑賞できたのは非常によかった。
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