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★大阪くらしの今昔館 サイト
『大工頭中井家伝来 茶室起こし絵図展』 ※1月16日(日)まで
大阪市の施設だそうで、今回の関西行きの直前にたまたま情報をGetしたので、寄ってきた。
江戸時代に幕府の京都大工頭として活躍した中井家に伝来した茶室の起こし図を集めた展覧会。
(これらの起こし図は重文指定だそうな)
妙喜庵「待庵」に大徳寺龍光院の「密庵」、大徳寺孤篷庵「忘筌」、大徳寺真珠庵「庭玉軒」。
有名どころの茶室の起こし絵図がいっぱい。
裏千家の利休堂や又庵もあったし、高台寺の「時雨亭」や「傘亭」まであって、そのコレクション充実ぶりにビックリ。
鹿苑寺の「夕佳亭」まであるし。
このほか、利休や織部の書状、、、、これは大阪城天守閣蔵だった。
こんなに素晴らしい展示なので、残念だったのは展示の仕方。
身長が150センチ台の私にはほとんどが上からのぞき込めない。
(飛び上がってみても無理)
横からみてもねぇ。。。。
せめて、間取り図がわかるように補足してほしかったなぁ。
後半はかろうじて、低い展示ケースがあって、それは真上からのぞき込めたので
茶室と水屋の関係とか配置がわかって、なるほどーと思えた。
これは担当者が学芸員の資格はあっても、茶道の素養はないからなんだろうなぁ。
史料ととらえても、茶室の配置を知りたいという観点には気づかなかったから。
中央に竹中大工道具館所蔵の茶室「蓑庵」の実物大模型が展示されていて、すごかった。
あと、常設展示もまぁまぁよかった。(工事中で見学できない箇所もあり、そこも残念だったけど)
今回が初訪問。
天六(天神橋筋六丁目駅)も初めて降り立った。
大阪駅から以外と近いところに、こんな下町が~とこれも新しい発見。
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