Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

茶事の代わりに割稽古スペシャル

2011年02月21日 00時00分30秒 | 茶会/茶事
灰形&茶事教室前の水仙。
「なんで折れてるのかなぁ」と呟いたら、「それは花が重たいからヨ」。
社中稽古の先生宅もだけど、お茶人さんのおうちって茶花がさりげないところにも咲いているのがステキだなぁ。

さて、ワタシの第3日曜日。
通常の灰形&茶事稽古の場合、10:30に教室に入り準備をして11:00スタートして、まず灰形稽古。
30分弱の昼食休憩をはさんで講評があり、13:30くらいから15:00まで茶事の割稽古。
拭き掃除をして15:30に教室を出る。
というパターン。

本番の茶事がある場合は13:30スタートで茶事の割稽古。(本番に向けてリハーサルみたいな感じ)
15:30くらいで一段落して、16:00から20:00過ぎまで本番の茶事。
質疑応答をして、20:30~21:00くらいに解散。
ってな流れ。

しかし、今回はどちらでもない異例パターン。
13:30スタートで17:00まで茶事の割稽古。
それも、いつもとは違う基本の「き」から。

濃茶の飲んだあとの所作は小茶巾の折り方から小茶巾入れをどう取り出して、どの位置で小茶巾を出し、
小茶巾をどこに置き、そして濃茶をどういう風に飲み、後をどう清めるか。あとの小茶巾をどう始末するか。
次のお客との所作もどのタイミングで「お先に」をして、どう手渡していくか。
他にも正座する際の注意、16目23目とか、座布団の出し方も実技を交えて勉強したし、
水屋から薄茶を出し、また下げる際に気をつけなければならないこともやった。
     古帛紗の扱いは初釜後に復習していたので、「違う」とはならなくてホッ
     でも、他は「違う」の連続で目からウロコが落ちまくり~
薄茶の飲み方のコツまで教えていただいた。

「じゃあ、濃茶を飲んだ後の清め方って、どう教わったの?」と聞かれてもねぇ
「3回で拭きなさい、としか言われてないデス」と恐る恐る答えると、周囲もウンウンと

教室では懐紙をクシャクシャっとしたのでやったので、帰宅後に紙小茶巾を湿らせて楽茶碗で縁を清めて復習。
ウーーム。指が先生みたいに器用に動かない
練習あるのみ、ですねぇ

「円草とか茶通箱みたいに1席で2回濃茶をいただく場合に小茶巾入れはどーするんですかぁ」と質問したら、
飲む回数分だけ小茶巾入れを用意しておくのよ

そーだったのかぁ
(今まで、1つの小茶巾入れに2枚の折り畳んだ懐紙入れてたヨ)
だから、去年、あんなに小茶巾入れをプレゼントされたのかぁ
(暮れに計3つもいただいちゃって、「これらはどう使ったものか」と思ってたけど、
小茶巾入れは複数個持ってなきゃいけないものだったのねぇ

と、なんか濃密な3時間半を過ごし、夕食後にクラクラしながらノートに書きなぐった夜

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村
 blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
応援ヨロシク致しマス

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 炭、炭、廻り炭 | トップ | 抹茶ラテの茶碗はズブ掛けで »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
知らなかった (ポピーシード)
2011-02-21 00:36:34
充実したお稽古で驚きました。凄いですね。お稽古で二種類のお濃茶を頂くときがありますが、私も小茶巾入れに二枚入れていました。複数持つと言うことを知りました。えがわ美術館のお茶会でしたが、席入りの時間を指定されたので、もしかしてお濃茶もあるのかなぁと思い小茶巾を準備しました。色んな流派が集まった感じでしたが、お濃茶の拭き方が解らず茶碗の中に入れられた時は、ビックリでした。それも年配の方。洋装の私が出しゃばるわけにもいけないし、難しいですね。着物を着られて、出来ると思われるとやばいと思われ、席入りの時にお茶をされている方がお正客して下さいと言われていました。お正客は、遠州を習われている洋装の男性がされましたが。やっぱりお茶事を稽古しないといけないですね。再確認です。お稽古は、仕事帰りにバタバタとやっていて、考え直さないといけないかも。日曜日が潰れのも悲しいし。難しい。お稽古お疲れさまでした。
返信する
知りませんでした! (きょ)
2011-02-21 00:43:01
小茶巾入れを必要分だけ用意するなんて
びっくりです。

なぜかよくなくしてしまうのですが、、汗

返信する
小茶巾入れ (Akatsuki)
2011-02-21 22:05:57
ボビーシードさん
ホント、「今更聞けないこと」を敢えて質問することも大事ですねぇ
「えぇ~」とのけぞったワタシを冷めた目でみる受講者の方もいらっしゃいましたけど、帰り道に一緒だった方は「ワタシも2枚入れてたわー」とのことだったので、「ワタシだけじゃなくてよかった~」と安心しちゃってました。
点前の手順ではないから、コレが正解!ってワケではないし、流派違うと小茶巾を使わないこともあるし、ビミョーな領域ですね。

きょさん
確かに袖に入れたままだったり、洋服の時についつい紛失しちゃったりすることはあるかも~ですね。
返信する
いやいや (時流庵)
2011-02-22 08:31:38
濃い稽古  素晴らしいですねぇ
普段のちょっとしたことがなかなかできないんですねぇ。  お茶会でしょっちゅう用意したはずの茶巾入 あたふた懐の中探している時流庵です。小茶巾入 二重になっている片方に二つ入れて、汚れたのを深い方に入れる。そうやって二つを入れていましたぁ。 なかなか濃茶二服はありませんが、用意・準備が不足していますねぇ。
返信する

コメントを投稿

茶会/茶事」カテゴリの最新記事