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青春18きっぷで夏の信濃ひとり旅~その7 懐かしの松本

2023年08月30日 06時51分42秒 | 泊りがけの旅行

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前回からの続き~

11:10発の長野発松本行に乗って移動すること約80分。
12:29に松本到着。

ちょうどランチタイムになったけど、昼食は「おやき」を食べていたのでパス。
すぐ改札を出る。

まずコンコースの改札向かい側にあった観光案内所へ。
観光マップをGet。
半世紀前とはいえ、丸4年間在住していて社会科で市内地理はバッチリ学習したから土地勘はある。
地図なくても歩き回る自信はあった。
でも、井戸水の場所は把握してないから。(^^;

地図を覗き込み、とりあえずルート上にある水が汲めそうな井戸水を目指す。

松本城駅前の大名小路の井戸。
ここに井戸があったとは!(視界に入っていたかもしれないけれど、興味なかった)

日本人&外国人のファミリーが群がって写真撮影は諦めたが、水だけは500mlペットボトルと水筒に汲む。

振り返って松本城を眺める。

 変わらないなぁ。

御堀端を通って、総堀方面へ右折。
途中、お堀に折りて北の馬場柳の井戸で別の500mlペットボトルに水を補給。
(ここは知っていた。しかし、飲料水でもいけるとは思いもしなかったなぁ)

松本の井戸水、たぶん日常から飲みなれていたせいか当時は有難みなんて感じていなかった。
ちなみに松本から引っ越した先は神戸市の山の中で蛇口をひねれば「六甲山の水」だった。
あまりも水に恵まれすぎた子供時代だったなぁ。

と思いつつ、気になる場所へ。

 元・味噌蔵、のちカンデラゲストハウス。

ここが営業しているかどうかネットではわからず宿泊は断念したけど、営業しているっぽい。
経営は変わったけどゲストハウス。だけど、混合ドミトリーしかないからなぁ。
ドミの密閉性高すぎるから暑い時期をパスした今回の選択は正解だった。

お気に入りの(友人の)通学路を通る。

 

子どもの時から気になっていたクランク、やはり城下町ならでは防御の名残だった。

友人は幼心に「暗い」と思ったのか、すぐにこのルートは使わずに通学していたのだけど、
私はやっぱりこっちのルートの方が好きだなぁ。

 黒い蔵と白漆喰の蔵の間の露地。

そして、母校(卒業していないけど)と自宅があった地点に到達。

今年、私が4年間通った小学校は創立100周年。
通学していた時に50周年を迎えた。
その記念事業として木造校舎を鉄筋コンクリートに建て替えた。
建て替え工事の中を学んだ。
最初の3年間は古き木造校舎で、残りの1年間は出来立ての鉄筋コンクリ校舎で。

メイン部分(図書館)への引っ越し作業を手伝ってすぐに転校。
新しい図書館を利用できなかったのは残念だったなぁ。

当時は新しい校舎の方がいいなぁと思っていた。
今となっては木造校舎で学ぶ機会に恵まれてよかったなと思う。

取り壊さなくて、木造を保存しながら使う選択肢もあってよかったのではと
昭和のやり方を恨めしく感じたりもする。

創立50周年の記念行事の一環で在校生の絵を学年につき1枚選んでタイムカプセルに収めた。
私の学年はガリバー旅行記の絵を描かされた。
選ばれたのは決して上手とは言えない1枚。クラスのアホなやんちゃ坊主が描いた作品。
先生曰く「この年齢が描く子供らしい絵だから」。
当時は「何もこんな下手な絵をタイムカプセルに入れずとも」と思った。
だけど、その絵の構図と色合いは記憶に焼き付いた。
確かに、半世紀経って思い浮かべると、確かに先生の言う通りだなーと思える。

あの絵が収められたタイムカプセルは開封されたのかなぁ。

そしてまた50年経ったけど、校舎を建て替える~という雰囲気はなさそう。
代わりに白かった壁が黄色っぽく塗り直されていた。
コンクリの耐久性は50年よりは長いらしい。

でも、なんかね。風情に欠けるような。

なんて思いながら、スマホで経路検索。
「なるほど、こういうルートかぁ」と思いつつ、次の場所へ移動。

父親の運転する車で通ったことはあると思うけど、徒歩移動は初めてだなぁ。

それにしても暑い。
ずっと炎天下を歩き詰めだったので、体力的にキツイ。
どっかでお茶したいよ~ でも、住宅街ばかりだからお店なんてないよ~

と思っていたら、あった。

 

イートインできるシフォンケーキ屋さん。ファンタスト洋菓子店

めっちゃ美味しかった~

次回に続く~
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