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『没後190年 木米』 ★サントリー美術館 ※3月26日(日)まで
先月訪れていたのに、タイミングを逃していた。
青木木米といえば、煎茶道具の陶工で京焼の中でもかっちりした真面目な作風~という印象だった。
その印象に違わず、煎茶の茶碗、風炉は見事。
抹茶の茶碗も焼いていたようで点数は多くないけど、いい感じ。
「仁清のコピーみたいのも焼いていたのね」と思っていたら、後から仁清そのものの茶碗が展示されていたのだと気づいた。
(戻って見直そうかと思ったけど、面倒くさいのでやめた)
後半は「文人」としての姿。
他の文人たちとの交流、絵画作品など、意外な一面に触れた。
(窯の事故で耳が聴覚を失ったことを初めて知った)
肖像画をみて、「あれ? 以前に出光美術館で観たっけ」
13年前(2010年)のこと。→こちら
江戸時代後期の文化文政文化感じることができた。
同時代やその前後の陶工~仁阿弥道八、永楽保全~との比較的な展示もおもしろかった。
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