Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

木米

2023年03月15日 06時45分08秒 | 美術館・博物館etc.

『没後190年 木米』 ★サントリー美術館 ※3月26日(日)まで

先月訪れていたのに、タイミングを逃していた。

青木木米といえば、煎茶道具の陶工で京焼の中でもかっちりした真面目な作風~という印象だった。

その印象に違わず、煎茶の茶碗、風炉は見事。
抹茶の茶碗も焼いていたようで点数は多くないけど、いい感じ。

「仁清のコピーみたいのも焼いていたのね」と思っていたら、後から仁清そのものの茶碗が展示されていたのだと気づいた。
(戻って見直そうかと思ったけど、面倒くさいのでやめた)

後半は「文人」としての姿。
他の文人たちとの交流、絵画作品など、意外な一面に触れた。
(窯の事故で耳が聴覚を失ったことを初めて知った)

肖像画をみて、「あれ? 以前に出光美術館で観たっけ」
13年前(2010年)のこと。→こちら

江戸時代後期の文化文政文化感じることができた。
同時代やその前後の陶工~仁阿弥道八、永楽保全~との比較的な展示もおもしろかった。

サントリー美術館のバックナンバーリストはこちら


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 年次休暇 | トップ | 弁当ライフ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

美術館・博物館etc.」カテゴリの最新記事