狭い庭の半坪農場主のGIは、今や野菜作りに夢中。しぶる彼を説得して初の「北フランス」の旅へ。
今回の旅は、左足が痛みだしたらどうしよう と、足の不安がありましたが、旅の間 全く普通に歩けました。
ここは、オンフルールという港町。
ノルマンディー地方『モンサンミッシェル』には、いつもの運動靴を履き、オーストラリア以来一年ぶりの杖を持ちました。
島の修道院のてっぺんまでは、300段と聞いていましたが、いえいえ気分は3000段以上の小さなぐるぐる階段を巡る、足には大変な負担でした! へとへと・・。 足の悪い人は、山登りだから 登れません!
それでも、帰りの島内土産店は楽しみましたよ。 素敵な刺繍のテーブルクロス あーあーもっと買えばよかった・・・ごめんね、土産を待ってるみんな・・・。
モンサンミッシェルで一番嬉しかったのが、朝の散歩で、自分たちで見つけた二人だけの「ダム」。
我ら「ダム友の会」初の海外ダム見学! モンサンミッシェルとダム! めっちゃ 朝から 興奮したね!
次の『ベルサイユ宮殿』。鏡の間も王冠も良かったけど、私は(もうここには、二度とこないね)と確認の歩きでした。
『ルーブル美術館』の、「モナリザ」も微笑んでいたけど、やっぱり もう2回目はないね。どちらも広すぎて、くたびれる歩きでした。 だから、本当に 歩けて良かった!
『シャルトル大聖堂』『ノートルダム寺院』は、ステンドグラスも美しく、イギリスよりも華やかね・・。帚木蓬生の「薔薇窓」を思い出しましたね。(薔薇窓の闇って改題されたのかな?)
フランスのTVでヘンリー王子の生ライブ。父さんの形見のマフラーして観たよ。
今回の旅では、お土産で口惜しい思いを・・・。
現地ガイドの連絡不足で、石畳を長歩きして出かけた日本人向けの土産物店が店休日だったこと。
次にシャンゼリゼ通りで迷子が出て、長く待たされたこと。買い物がパー。どちらも、たいしてあやまりもせず、ムカッ。
そしてラストはGI。MAXIMで、思いっきって高価なフランスらしい物でも、娘と嫁に ついでに私も・・。と、楽しみにW・Cから戻ると、GIは、ルーブルのガラスのピラミッド探索コースに入っていてびっくり!フランスで喧嘩も出来ないし・。
次回は、パリと南フランスの旅で お洒落な小物 リベンジしよう。パリって もっと自由にGIと歩きたかったわ。
夜に故郷の民族衣装で現れた日本語も話される バスの運転手さんと。
ツアー旅は、そのツアーならではの特色が出ます。今回は、どうやら最年長が我ら夫婦。他は一人参加が大多数・・・。
見知らぬ人物像に、気楽に触れられるので 旅は面白い! ドゴール空港では、ポケモンに夢中の女性も・・・。
また、半年で3回も海外旅行している一人暮らしの女性は、「マクロン大統領夫人と同じ年なので、私にも王子様がきっと現れるのでは?」と・・。で、私が「そうね。海の王子様なら現れるかもよ」というと、「もっとレベルの高い人を・・」と、かなり本気では❓ それにしても、どれだけ孤独やねん。自分喋りが多すぎて、彼女の孤独の深さを気の毒に思いました。
最後に、わざわざ ご挨拶をしてくださった一人参加の60代の男性は、「お世話になりました。特に奥さんは、気を使って話しかけて下さって」と、隣にGIもいるのに、私にだけ笑顔で握手されたね。大人しそうだったから、嬉しかったんだね。
ツアー旅って、楽しんだもの勝ちだものね! 食事時 同じテーブルについたら、気楽におしゃべりして楽しもうよ!
GIありがとう! 特に、特許申請と思った『足ブランコ』最高だったよ!やっぱ、GIだね!さすがだね!
これからの旅の心強いお供は、リュックと杖と足ブランコと そして 一番は、静かなリードをするGIだね。
GIとBAが なぜ旅するのか!
小学1年生の⑤孫の「GIとBAだけ ずるい―」に代表される孫達の羨む声を 聞くためだよ!
君たちが、大きくなったら GIとBAが、旅したところぐらいは一人で行く好奇心と自立心と
旅心を持った人になってほしいからだよ。
今回の本は、本のPR誌(ほんのひとさじ 特集 駅)にしました。駅と旅は、気分が一緒ね。
おしゃべりBAは、見ざる聞かざる言わざるの言わざる天使を、買ってもらいました。